#52_課題選択学習を子どもたちの感想から振り返る
中1理科「火山」は、個別最適な学びを視野に入れて単元を構想した。
毎時間行った、学習内容と学習方法のふり返り。
単元テストの点はちょっと振るわず、「ああ、ちょっと失敗だったかな・・・」なんて感想をもっていた。
今日、2学期末~今までで、一番印象に残った授業は何かと訊ねたら、ほどんどの子どもたちが「火山!」と答えてくれた。(記述式アンケート)
感想の一部を抜粋する。
宝探しをしている気分、なんて最高の褒め言葉だ。
さらに嬉しかったのは、ちょっぴり勉強が苦手な子も「火山が面白かった!」と書いていたところ。
記述だと詳しく記されていないのだが、面白かった根拠として
「友達と一緒に学べた」
「わからないところはききながら進めた」
「顕微鏡で観察しながら、”きれいだね””すごい”などと感動を伝え合えた」
なんてことが書いてあった。
わたしが感動した。
この感動をもって学習を進められたら、もっと理科が好きになるし、得意になると思った。
学力の底上げについては、導入時のミニテスト等の対策が必要だが、それさえクリアできたら最高の学習になると確信した。
やはり、為すことは大事。
子どもたちに委ねることも大事。
地震の単元は計算があるから難しいかもしれないけれど、地層の単元は少し自由度を上げてやってみようと思う。
子どもたちに楽しさを。
もっと、自由を。