#57_教えることで深まる
ヴィゴツキーの最近接領域の話を、事あるごとに子どもたちに話している。
ちょっと語弊がある図だが、友達と関わることで自分ができることが広がるのは、100年前から研究によって明らかにされている。
だからこそ、集団形成が大切で、関係づくりが学ぶ意欲の土壌をつくる。
テスト直しの時間はいつも、友達と関わりながら理解を深める時間をとっている。
今日もそんな時間をつくった。
一人でできた人?と訊ねたとき、挙手があったのは8人。
友達と一緒にやって分かった人?と訊ねたとき、挙手があったのが16人。(ただし、一人でできた人と被っていた。)
わからない人はきかなかったけど、やはり友達との関わりが薄い子は理解も浅い感じがした。
2クラスやって同じ結果。
これを授業でも取り入れたいと思っている。
こちらから、答えは言わない。
解説もしない。
子ども同志で練り上げてもらう。
中学校でも、そんな授業ができるはずだ。
やりたい。
やってみせる。
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