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うつ状態になって5か月間休職した私が、元気になるためにやめたこと3選

このNoteは、
社会人7年目、うつ状態で5か月間休職
→復職後、半年で転職を決める
→転職先が東京だったため、上京して働き始める(結果的に年収は大幅アップを達成)
→しかし転職後1年経ち、仕事の忙しさとストレスで適応障害を発症
→休職中(現在)
なアラサーが、それでも自分の心に正直に、幸せになることを諦めずに色々と発信していくものです。

今回は、うつ状態になったことをきっかけに、元気になるためにやめたこと3選を紹介します。

前回の記事、「元気になるためにやったこと3選」もよかったら読んでください。




やめたこと① リアル世界のSNS

まあ、このnoteがそもそもSNSでは?というつっこみは置いておいて。

休職中に色々な本を読んだり、記事を読んだりしていく中で、「SNSは人間の幸福度を下げている」という記述を結構見ました。
調査結果としても、いろいろ出ているようです。

確かにSNS、特にInstagramとかって、みんなハッピーな様子しか載せないじゃないですか。

うつ状態になった当時、20代後半だった私は、リアルSNSを開いたら「結婚しました」「出産しました」「家建てました」とか、私からは程遠い普通の幸せな様子ばかり上がっていて…

こちらはうつになって休職して、この先の人生どうしようと絶望しているところなのに…

見ていて疲れるし、羨ましい気持ちになって、更に元気がなくなるという負のループに陥っていました。

なので、思い切ってやめてみました。

Facebook、Instagram、Twitter(X)のアプリからログアウト・削除しました。

唯一、好きなアイドルの投稿は見たい!と思い、アイドルを見る用のInstagramアカウントをつくり、それを見るようにしていました。
(最近はこれすら見ていない)

やめてからは、誰かが結婚したとか、子供が二人目産まれたとか、自分の人生にあまり必要のない情報が入ってこなくなり、以前ほど他人と自分を比較することがなくなりました。

かれこれ3年くらいはやっていないですが、全く困っていないです。
自分の生活に集中できて、落ち込むことが減ります。

それに、今までSNSを見ていた時間で、noteを書いてみたり、本を読んでみたり、好きなドラマを見てみたり。
自分が好きで、エネルギーを得られることにもっと時間を使えます。

久しぶりに友人に会ったときに、近況報告を直接聞けることも嬉しいです。

本当に仲良くしたい子って、別にSNSで無理に繋がらなくても直接会って話せばいいのですよね。

ちなみにこの生活を始めてから何人かに「浮世離れした生活」と言われました。(きっと褒め言葉)

さあ、あなたも今すぐSNSアプリを消しましょう!



やめたこと② ニュースや新聞を見る


休職する前は、「社会人として世界情勢を知っておかなければ…」と考えてしまっていたわたし。

出勤中に英語の勉強もかねて、BBCラジオをきいたり、新聞を読んだりしていました。
(一応イギリス帰りの帰国子女なのでBBC)

でも、休職中に「ニュースを見ること、特に負の情報を入れることはメンタルによくない」という精神科医の先生の記事を読み、やめました。

「世の中に置いて行かれるんじゃないか」「社会人として、ニュースを見ないのはだめなんじゃないか」とか考えてしまいますが、そんなことないので安心してください。

実際、ニュースも新聞も不可抗力で入ってきてしまうものを除きほとんど見ていませんでしたが、復職してから転職できました。

SNSもそうですが、この世の情報って自分の人生に不要なものの方が多いのですよね。

でも、現代社会は広告やらなんやらで、無意味な情報をたくさん入れてきます。

情報から意図的に距離を置かないと、特に繊細な人は疲れてしまいます。

わたしもそんなに繊細なタイプではないと思っていたのですが、友人と街を歩いていた時に、
「さっきのところに〇〇って広告があったよね」
と当然のことのように言ったら、
「全然見てなくて気づかなかった」
と言われたことがありました。

この時、自分が自然と入手してしまう情報量が、もしかして人より多いのではないか?だから疲れてしまうのではないか?と気づきました。

仕事では、「よく気がつく」と言ってもらえたりしますが、それって気づかなくていいことまで見えてしまうということでもあります。

歩いているだけで人よりも情報を入手してしまうのに、わざわざ心のざわつくマイナスの情報を入れる必要は全くありません。

情報は取捨選択し、心の余裕をつくりましょう。

ちなみに転職後、
「〇〇新聞を読まないやつは人間じゃない」と同じグループの人に言われて購読し始めましたが、
休職してから
「冷静に考えて、なんであんな他人に言われたからって大事なお金払って読まないといけないんだ」と思って、すぐやめました。

振り返ると、組織のルールに早く馴染まなきゃ、と自分を歪めてしまっていたと思います。

もちろん、好きな方は読んだらいいと思います。

わたしは新聞を読む習慣を再開したら、未来のことが不安になったり心配になったりする回数が増えたので、自分にはやっぱり合っていなかったと思っています。

本当に必要なニュースは、周りが教えてくれるので大丈夫です。

さああなたも今すぐニュースを見るのをやめて、猫の動画・推しのダンスでも見て癒されましょう!


やめたこと③ 無理に〇〇する

わたしが休職するほど追い込まれた原因のひとつに、友人との人間関係があります。

一番仲良くしていた子に、振り返るとすごく嫌な気持ちになることをされました。
最終的には自分のためにゆるすことにしましたが、自分の中では距離を置くと決めました。


わたしが無理にすることをやめたこと、それはラインの返信です。

この時、「友達からラインが来たからちゃんと返さなきゃ」となぜか自分を追い詰めてしまっていました。

正直、嫌なことをされてあまり連絡を取りたくないので返信したくない。

でも返信しないのも悪い気がする。
どうしよう。

ぐるぐる…

うつになった時や、メンタルの調子が悪い時って、「こうしなきゃいけない」という固定観念に縛られがちな気がします。

そして、メンタルの調子を崩す人って、みんないい人なんですよね。(わたし含め、、、)
いい人だから、嫌だって言えなくて、自分を傷つけてしまう。
でも、自分を傷つけてまで、誰かに好かれる必要はありません。

アドラー心理学の「嫌われる勇気」もわたしのバイブルです。

ラインの返信に関しては、別の友人から
「返信してもしなくてもそれはあなたの自由だし、大体返さなかったくらいで終わる友情ならその程度なのでは?」
と言われました。

そのとき、
「返信するもしないも、自分の自由。相手の自由。」
と気づきました。

よく考えたら当たり前です。
あなたの行動を縛る権利は、誰にもないのです。

ところが当時は意味もなく「返信しなきゃ」と自分で自分を追い詰めてしまっていました。

仕事だと、即レスの方が評価されやすいし物事が前に進みやすいから、このような考え方に縛られてしまっていたのかもしれません。

そこから、無理にラインに返信することをやめました。
返したくないな~とか、返すのめんどくさいな~と思ったら、平気で一日二日くらい放置します。

でも別に自分は何も困っていないし、ラインの返信が遅かったことで相手に何か言われたこともありません。
ラインを数日返さない程度で何か嫌なことを言ってくる人は、あなたの人生にも、わたしの人生にも必要ありません。

さあ、あなたも、今日からラインを未読スルー / 既読スルーしましょう!


まとめ: どんどん手放そう


SNSも、ニュースも、新聞も、ラインも、生活の一部になりすぎていて、手放すことは結構勇気がいることだと思います。
わたしもそうでした。

何かしていないと落ち着かない、不安になる。
その隙間を埋めるように、SNSを見たり、誰かと連絡を取ったりしていたように思います。

でも、自分を満たしてくれていると思っていたそれらが、実は自分を苦しめていたのだなと、やめてみて気づきました。

自分の人生に本当に必要なものって、きっとそんなに多くないのです。
自分の心を守るために、どんどんやめて、手放していきましょう。

皆さんがもし「これはやめてよかった!」ということがあったらコメントしてもらえると嬉しいです。:)

前回の記事、「元気になるためにやったこと3選」はこちら


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