自由研究 ティサーナのブレンドをじっくりさぐる(3)
わたしが好きなフィレンツェにある
サンタマリアノヴェッラ薬局の
ブレンド ハーブティー
ティサーナ メリッサ コンポスタ。
Ingredients: 原料はこんな感じ ↓ ↓ ↓
star anise fruits, スターアニス
linden flowers and bracts, リンデンの花と花苞
lemon balm leaves 20%, レモンバーム
fennel fruits, フェンネルの実
mint leaves, ミント
camomile flowers. カモミールの花
前回分類してみても割合がわからず。
なんか悔しい。。。
今回再挑戦!
ちょっとティサーナを多めに取ってきて分類
サンプル量を多くしてみたが、
前回と大差なく、結局進展せず。。。
葉っぱ以外のフェンネル、スターアニス、カモミールは納得。
葉っぱが判らないんだよ~
葉っぱ分類を試みてみたが、
判らず。 進展なし。
ここで寄り道観測してみました。
以前パリのエルボルステリで調合してもらったティザンヌ
やっぱり、葉っぱ以外はだいたい納得。
ただね、すごくお花っぽい下のヤツ
菊のドライフラワーがよく判らない。
これもカモミール?
実はこのティザンヌのミソというか、
ひっかかりはコレでした。
ティサーナメリッサコンポスタに倣って
ブレンドしてもらったんだけど、
実際飲んでみるとちょっと違う。
いちばん違うのは匂い。
はっきり言いましょう。
しっこ臭いんですよね。。。
なんで??? と思ったら
原因はこの白い菊のような花でした。
コレを取り除いて淹れると
おいしくいただけました。
それと、このティザンヌを分類してみて
いいヒントがありました。
フェンネルとアニスの実は似てるけど微妙に違いがあって、ティサーナには小さめのアニスの実は見当たらないので、スターアニスのガクだけが入ってて実は入ってないような気がします。
それと、カモミールのような花もよく見るといわゆる黄色いカモミールと咲く前?後?の黄色くないつぼみもあります。黄色くないのはたぶんティユール(リンデン)の花ですね。
それと難問の葉っぱ。
ティユール(リンデン)の葉っぱは特長があるので判別できます。ただ、メリッサとメンテ(ミント)がやはり区別できない。
ちなみに、ティユール(リンデン)の葉っぱと花と花苞はこんな感じで、
花と花苞のハーブティーはこんな見た目。
よく見ると花もわかります。
なので、ティユール(リンデンあるいはシナノキ)はだいたい全体の20%目安かなと検討がつきました。
あと、花と実は分類したとおりなので、ひとつまみづつ程度を目安にしたらいけそうだと思います。
あとは残りの葉っぱ。
メリッサ(レモンバーム)をメインにして、ミント系の味を強くしたいならペパーミントでも足したらいいかな。あるいはメリッサだけでいいのかもしれない。
そんな感じで材料を準備して、葉っぱをざーっ。花や実をひとつまみづつたしてあげれば、自分の好みを作れるかな。
というところまできました。