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【オーディブル感想】「小鳥とリムジン」
こんにちは。
アラカン主婦のくろごまです。
今回の記事はオーディブルで聞いた
「小鳥とリムジン」の感想です。
小川糸さんは「とわの庭」や「ライオンのおやつ」
などを読んでいたので、これは絶対に読みたいと
思っていた本でした。
それがオーディブルで配信が始まっていて
思わず「やったー!」と叫びたくなるほど
うれしくてすぐに聞き始めました。
『食堂かたつむり』――「食べることは、生きること」
『ライオンのおやつ』――「死にむかうことは、生きること」
小川糸が描き出す、3つめの「生」の物語
「愛することは、生きること」
傷口に、おいしいものがしみていく
苦しい環境にあり、人を信頼することをあきらめ、
自分の人生すらもあきらめていた主人公が、かけがえのない人たちと出逢うことで自らの心と体を取り戻していく。
主人公の小鳥のささやかな楽しみは、仕事の帰り道に灯りのともったお弁当屋さんから漂うおいしそうなにおいをかぐこと。
人と接することが得意ではない小鳥は、心惹かれつつも長らくお店のドアを開けられずにいた。
十年ほど前、家族に恵まれず、生きる術も住む場所もなかった18歳の小鳥に、病を得た自身の介護を仕事として依頼してきたのは、小鳥の父親だというコジマさんだった。
病によって衰え、コミュニケーションが難しくなっていくのと反比例するように、少しずつ心が通いあうようにもなっていたが、ある日出勤すると、コジマさんは眠るように亡くなっていた。
その帰り、小鳥は初めてお弁当屋さんのドアを開ける――
母親からの虐待で人とのコミュニケーションが上手くできなかった小鳥が
リムジンと出会ったことでようやく自分の居場所をみつけることができた。
親友の美船の死、父親かもしれないコジマさんとの別れなど
辛いことの多かった小鳥の人生にリムジンが現れてくれて本当に
よかった。
リムジンもなかなか複雑な環境で育ってきたけどオバジに愛情たっぷりに
育てられて、こんなにもまっすぐに育ってくれてありがとうって感じ。
小鳥とリムジン、二人は出会うべくして出会って結ばれていく。
なんだか文字だけ見ると、とても夢物語のようだけれど現実の
世界でもきっとそういうことってあると思う。(あると思いたい・・・)
そして、忘れてはいけないのが小鳥が弱っていくコジマさんのために
してあげていたアロマオイルを使ったマッサージ。
これを聞いて、私もアロマオイルに興味を持ちました。
以前からちょっとは関心があったけど、前の記事で書いた友人をなんとか元気にしたいと思っていたときだったので、これだ!とひらめきました(笑)
前回の記事はこちら👇
話はそれましたが、「小鳥とリムジン」は
ナレーションもこの本の内容に合っていて
オーディブルで聞いてよかったです。
「愛なんだぜ」
ここまで読んでいただきありがとうございます。
スキしていただけるともっとありがたいです。
では、また。
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