私がライフコーチになるまで
私の人生の景色は変わってばかりでした。
「安定したい、安心したい」との思いが常にありましたが、現実は「変化、変化」の連続、先が見えない状況の連続でした。
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例えば…
・結婚してたった一ヶ月後に、体調を壊して会社を退職することになり、無収入になった
・療養しながら、妻に生活を支えてもらい家事に専念するも、回復には数年を要した
・まだ完全には回復していない体だったが、自営業者となり小さな会社経営を始めた
・会社経営を必死に頑張っていた矢先に、夫婦で自動車事故にあった
・在宅介護を13年続けていた母が亡くなり、独り住まいとなった父のために将来的に実家近くに引っ越しすることを考えていた矢先、妻の持病が突然悪化したため、自分の会社から身を離し、早期に引越しせざるを得なくなった
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マイナスな出来事がきっかけで、変化せざるを得ない状況になり、その度に試行錯誤し、勉強してきました。
そして、そのマイナスは必ずプラスに変わりました。
マイナスを経験して私が得た一番大切なものは、「小さなことに感謝して喜べる心」です。
この心は、今の私の価値観を形成しています。
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変化を経験して良かったと思っています。
マイナスの状況に対応せざるを得ない状況だったからこそ、自己分析をし、より良くなろうと努力をし、情報を集めていました。その中で「コーチング」に出会うことができました。
コーチングの真髄――「答えはあなたの内側にある」
その通りでした。自分自身の思考、心を整理すると、自ずと最善の答えが現れる体験を何度もしました。
現在は、ライフコーチとしてクライアントさんにコーチングを提供している時間が、私にとってとても豊かな時間です。
好きな仕事に出会えたことは、本当に感謝なことです。