習字(8)

画像1 習字(8A):「江は碧にして」:(280x230):杜甫「錦江は深いみどりに浮かぶ鳥はひときわ白く、山は青葉で花は燃えるようにあかい。今春も見る間に過ぎ、ふるさとへ帰る年はいつのことか。」:水彩の筆でふつうの字体で書いた。字はうまく書けたと思うが、なんか太字のサインペンのようだ。
画像2 習字(8B):習字用の筆で書いてみたが、今の私には表情が付き過ぎてうまく書けない。
画像3 習字(8C):油彩画用の平筆で書いた。いい感じだが、こういう荒れたタッチと詩の内容がやはりミスマッチ。この字であれば、悲憤慷慨の激しい内容がふさわしいだろう。
画像4 習字(8D):隷書よりさらに古い篆書体で書いてみた。篆書は、詩という対象や筆という道具において、ふさわしくないしあり得ないのだが(論語とかを書くべき)、象形文字の呪力のようなものが立ち上がってくる書体ではある。

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