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中学受験・運動は運動、勉強は勉強、別物だよ。

中学受験界の重鎮?〇〇先生が外遊びした子は、空間認識能力が伸びて思考力も後伸びする的なことをおっしゃってます。この手の主張は、健全だから、親御さんに非常にウケが良いですよね。

上っ面の建前論が、多くの分野で本質・核心から注目をそらし、日本人の機会損失を生んでいます。これもその一つで、生真面目に真に受けた人が気の毒な状況になるだけです。

いや、これが精神衛生上バランスが良く健全だから、勉強と運動をできるだけ両立しましょう、っていうなら、しっくり来るんですけどね。

算数を伸ばす、最も効率的で合理的な方法は、算数をやることだと思います。どうしてもモンテッソーリ風に具体物を使って空間認識能力を伸ばしたいなら、実際の入試問題を素材に展開図を作って、確認すればよいと思います。

様々な実体験を経験することは健全で素晴らしいことだと思います。でも、そればかり行って低学年にすべきことをしていないと、算数の力は頭打ちになります。

では具体的にどうすべきか?

放課後は公園で外遊びして、帰宅後は算数をすればいいんです。

外遊びだけして、算数をやらないのでは算数の力が伸びるはずがありません。


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