食べ物と私のいびつな関係~吐かない過食と過激なダイエット~
クリスマスや年末年始が近づくと何かしら食べる機会が多くなりますよね。
おいしいものを食べるってすっごく幸せなこと✨
でも、食べて太るのが怖かったりいくら食べても食欲が止まらなくてつらかったり……。
摂食障害とまではいかなくても、食べ物に振り回されている方はいらっしゃるのではないでしょうか。
私もその一人です。
丸田さんと面談中にはすっかり落ち着いてます! なんて言っていたのですが(笑)
実は、非嘔吐過食と拒食との戦いはまだまだ続いていて……。
ただ、以前に比べれば食事を心から楽しむことができるようになったし、だいぶ普通体重にも近づいてきました。
そんなわけで、今までのふりかえりも兼ねて私の経験を記事にまとめてみました。
※絵文字顔文字多めでできる限り明るい感じにしていますが、フラッシュバックなどの可能性がある方は無理せずここでブラウザバックしてくださいね。
ストレス発散で食べる
私の場合は、とにかく漠然とした不安感を紛らわすために食べていました。
親の目もありうまく嘔吐することができなかったし、満腹感が安心感につながっていたんですよね。
お腹が空いているとものすごくイライラして周りに八つ当たりしたり、全然他のことに集中できず食べ物のことばかり考えたりしていました💦
もちろん当時受診していた精神科の先生に相談はしましたが「まぁ、吐いてないなら大丈夫だね」とあまり深刻にとらえてもらえませんでした。
さらに大学進学後は自分である程度自由にお金が使えるようになったうえ、実習や国家試験勉強のストレスなどもありドカ食いは止められませんでした。
一日5000キロカロリーとか平気で食べてたと思います😇
食べる以外に他のストレス発散方法がなかったのも原因かもしれません。
増えていく体重
その結果体重はどんどん増えていき人生MAXの80キロになってしまいました(;´・ω・)
もともと体育の授業がすごく苦手で、身体を動かすこともあまり好きではなく運動習慣はなかったので当然と言えば当然の結果です……。
家族にも「太ったなぁ~」と言われるし、服もどんどんきつくなるし、これはマジでヤバい! という後悔や焦りは増すばかり😫
それでも具体的にどうしたらいいかわからず、食事を無理やり我慢してはストレスを溜めてまたドカ食いというサイクルを繰り返していました。
食べることへの罪悪感が強まり、やめなきゃやめなきゃと我慢しては限界が来て大爆発という感じでした💣
不健康で過激なダイエット
しかし社会人になってから職場の健康診断があり、そこで医師に直接血液検査の結果などを注意されたことをきっかけにダイエットを決意!
とはいうものの、正しいダイエットの知識がなかった私はまずは食事制限として一日に500キロカロリーまでというかなり無謀なことをし始めました。
ゼロカロリーのゼリーや飲み物を大量に買い込む生活です😇
運動は一日に一万歩、さらに暇さえあればリングフィットアドベンチャーやDDRなどのゲームで身体を動かしお風呂に1時間はつかっていました。
とにかく早くやせたい、やせれば全部うまくいく、目標体重になったら好きなものを食べても大丈夫……そんな考えがずっと私の中にはありました。
当時の私はダイエットを我慢大会のように捉えそれが正しいと考えていたのですが、今思い返せば拒食だったと思います。
頭の中は四六時中食べ物のことばかりで、あれが食べたいこれが食べたいとメモしていました……📝
結果、翌年の健康診断では20キロ以上の減量に成功!
しかし、「もうこれで大丈夫! 好きなもの食べちゃおう!」と安心しきって一口食べたところ食欲が止まらなくなってしまい、その次の年ではすぐにリバウンドをしたのでした((( ⊂⌒~⊃。Д。)⊃
正しいダイエットの知識をつける
その後もドカ食いと過激なダイエットを繰り返しながらではあったのですが、食事管理アプリ(あすけん)の活用やジム通いをして正しいダイエットをやっと身につけることができてくるようになりました✨
私は鉄分やカルシウム、食物繊維が不足しがちという傾向が見えてきたので積極的に摂るよう意識しました。
栄養バランスが整ってくると自然に気持ちも落ち着いてきて、ゆるやかにドカ食いの回数は減ってきました👏
ジムに通うのも案外続いていて、自分のペースで黙々とできるのがよかったです🏃♀️
専門家の力を味方にする
また、今の精神科の先生は吐かない過食についての話もけっこう聞いてくれてくださっていて、薬の調整などもしてもらっています💊
抗うつ薬や抗精神病薬、気分安定薬などのなかには体重増加が副作用にあるものも多く、「薬のせいで太った!!」となると勝手に飲むのやめたくなるし、勝手にやめるとどんどん調子悪くなるし、また過食に走る……という悪循環になってしまいます。それを防ぐためにも、病院の先生に正直に太りたくないと伝えるのは大切だと感じました。
私は訪問看護さんも利用しているので、日々の服薬と食生活・運動の様子をできるだけ正直に話して健康管理を手伝ってもらっています(*´ω`*)
健康的な生活を取り戻す!
今でもすらりとしたモデル体型にあこがれることはありますが、「ま、それはそれで」と割り切ってとりあえず普通体重の範囲内ならヨシ! と自分を許せるようになってきました。
また体重の増減に一喜一憂せず、ダイエットを長い目で見ることができるようにもなりました。
薬物やアルコールなどとは異なり、完全に食べ物を断ち切るというのは無理な話です。食べなきゃ死んじゃいます。
ここがものすごく難しい部分だな~、と私は今も思っています。
さいごに
でも、なんだかんだで私はこうしてのほほんと生きています(`・ω・´)
……だから「自分は一生デブなんだ」「絶対みんなと同じように食事を楽しむことはできないんだ」なんて絶望しないでほしいなって気持ちです😊
摂食障害に関する悩みや「そこまでいかないけど食べ物との付き合い方に悩んでいる」という方はお気軽にココオルへきてくださいね💞