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意識しにくい「当たり前」 -自分の中にある価値観を俯瞰する-

おはようございます!
土日の刺激量に対して、改めて自分を見つめ直す機会にもなったことに感謝している今日この頃です。
#内省が大切
#自己への問いかけ
#セルフトーク

さて、今日も読書メモの回です。

『歴史思考 (著:深井龍之介)』

メモをしていきますが、著者の考えを僕の中で解釈をしてメモをしているため、僕のバイアスが大きくかかっていることを意識したうえで、つづっていきたいと思います。

そもそも、【歴史思考】とは何か??

(意味)歴史を通して、自分を取り巻く状況を一歩引いて、客観的に観ること
(効用)あなたを苦しめている「当たり前」が当たり前ではないことに気づき、目の前の悩みから解放されること

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僕たちの「当たり前」を疑え

僕たちが「当たり前」と思うことは、生きている社会に無数にあります。そこから外れる人が悩むのであって、著者のPodcastには、「悩みから解放された」「気持ちが楽になった」とコメントが寄せられるとのこと。

生きている社会にある、「良いこと」「普通」は常識や価値観となり、存在をしています。
しかし、お金を稼ぐこと、異性を好きになることなど、西洋・東洋問わず、「普通」でなかった時代も多くあります。「当たり前」が「当たり前」ではないのです。

しかし、空気のように存在する常識や価値観は意識をしにくいものです。
例えば、「帰る家がありますか?」という問いに「ある」と答えられることは、そもそも人類の「当たり前」ではないのです。

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チンギス・カンから学ぶ

遊牧民の生活は、超絶ハードです。
朝晩の寒暖差が15~20度あり、水の入手や食糧事情も大変です。遊牧民は馬に乗ることが前提であることから、体へのハンディキャップが存在する場合、さらに過酷になります。

そのような遊牧民の中で、12-13世紀にモンゴル帝国の創始者である‟チンギス・カン”が生きていました。
圧倒的な実力社会であることから、社会的弱者への配慮もなければ、豊かさもないことから略奪は頻発していました。これを現代の感覚だと、暴力的と解説されますが、その時代では、武力を含めた優れた人物のみがトップになるサバイバル社会なのです。

チンギス・カンは元の名を「テムジン」といいます。
これは、生まれたころに父親が殺した武将の名前であり、そもそも、母親は結婚式中に襲撃して父親が奪いました。暴力や略奪は、当時では「普通」のことなのです。

この価値観は、「殺伐」とも言い表せますが、日本の戦国時代にも似ています。

戦国自体含む例であると、同性愛が悪いこと(異様なこと)とされる価値観は、一神教の世界観が影響与えています。古代ギリシャではソクラテス、近世までの日本では織田信長、武田信玄、徳川家光など、代表例をあげればきりがありません。

同性愛=特殊なこと

このように位置付けている価値観自体が、歴史的には特殊なことなのです。
つまり、価値観は絶対ではなく、場所や時代で変わるのです。

だからこそ、歴史を学ぶのです。
メタ認知をすることで、今の自分を取り巻く状況を一歩引いて客観的に観ることが出来るのです。


序盤から、自分の持つ価値観を一度見つめ直すエピソードが満載です。
僕自身は、最近「知った気になっていた」ために、持っているバイアスが成長してしまったことを改めて認識しました。

より、フラットに物事を観ることの重要性と、その難しさを感じています。

今日も学んだー!!
ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!

アクティホーム
講内 源太

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