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内なる声を‟外在化”することが、目の前の「解釈」に繋がる?!

おはようございます!
毎日の気温の変化についていくのがやっとの年齢に達している、今日この頃です。
#三十路
#ボンバイエ
#ケツメイシ

さて、今日も読書メモの回です。

「それ、身勝手な決めつけかもよ? -誰かの正解に縛られない「解釈」の練習-(著:阿部広太郎)」

前回は、自分自身を解釈するためのワーク含めて学びがありました。
実際に行ってみると、僕自身の名前の語源などから生じる僕の中にわいてくる意志は何か、嫌いをユーモア化することの難しさ、仕事を言い表す納得感などとても面白い印象もありました。

今回は、自分自身の次、「現在」の解釈をしてみましょう。

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今こそ、‟積極的な受け身”を

「現在」に対しての解釈をする際に、自身の経験から、常に‟待つ自分”がいることに気が付いたことが出発点となりました。
仕事が欲しいと願いながら上司に呼ばれることを待つ自分、賞を受賞して名だたる審査員から選ばれることを待つ自分……これに似たような感覚は誰しもが持っているはずです。

ただ、「待て」と指示されたことはあったでしょうか。
待った結果、「現在」に実現した確率は高くなったでしょうか。
また、自分自身の仕事として、「待つ」は正しい選択だったのでしょうか。

著者は、自分で作り出しに行くことを決めます。
これこそが、積極的受け身と呼ぶものです。
感動の語源が、感即動(感じ、行動する)であるように、リアクションからアクションが生まれるのです。
積極的なリアクションをすることこそ、「現在」の解釈の第一歩となります。

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① 「違和感」の解釈

周囲の空気、当たり前と思うことなどに対して、日々のほつれとして出没する「違和感」を放置しないことが重要です。言語化し、名前を付けて、視える化するのです。

‟世界について知りたいなら、細部を見過ごしてはならない -ヘラクレイトス(古代ギリシャ:哲学者)-”

自分自身に沸き起こるサインを見つめることです。

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② 「不安・心配事」の解釈

‟人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットでみれば喜劇だ -チャールズ・チャップリン-”

チャップリンの名言にもあるように、2つの解釈をする必要があります。「現状:クローズアップ」と「未来:ロングショット」です。

・現状を前向きに言い換えて、解釈をする:「だからこそ」という接続詞
・未来を、その結果を、前向きに想像して解釈する:「きっと」という接続詞

特に、ロングショットでは、自分をドラマの主人公に見立て、ここから物語が始まるとしたらと想像をすることで、選択肢を広げるのです。

何よりも、不安や心の声を言語化することにより、内から外へ出す作業が重要なのです。これを、「外在化」と呼びます。

コンプレックスなどもこの部類に入りますが、先人たちが「現状:クローズアップ」の解釈をすでに行っているパターンが多いです。叡智を借りることが最も良いでしょう。

①「違和感」、②「不安・心配事」ともに、時代背景が最も関与していると著者は指摘しています。現代であれば、VUCA(変化の激しい)の時代であり、個の時代、Withコロナ時代、人生100年時代など、様々に言い表されています。
「〇〇の時代」というのは引力があるキャッチコピーであり、自分自身で名付けて公開するのが最も良い手段です。コピーライトするということは、名前をつけることで、掴みやすくする作用があります。時代をも掴みやすくするのです。

世の中の必要なことを知っている世代は10-20代であり、現在では「Z世代」と呼ばれます。時代背景として、デジタルネイティブであり、環境、ジェンダーなど社会問題を起因とする意志を持つことが特徴とされます。
ここに、コロナ禍で考え方や価値観の更なる変化がもたらされています。

こういったものも踏まえて、「時代」と向き合う、タイアップすることが求められています。自分を置いてけぼりにせず、届けたい先にいる人のことを何度も何度も考え、時代とタイアップをするのです。


コピーライトの知恵を僕たちが行う意味というのは、「外在化」にありそうです。内なるものをいったん外に表出することで、ユーモア化した「嫌い」に近づいていないか、現在の自分を様々な角度から見つめ直すことが出来る印象を持ちました。
内省→外在化という流れになるのかと思いますが、圧倒的にInputも重要であると漠然と感じました。自身を内省するための材料として、バイアスを掛けない状態での知識や知恵がどの程度蓄積されているかも一つ要素かと。

Without Judgment

今日も学んだ!!
ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!

アクティホーム
講内 源太

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