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読了:「やり方」を知り、人との「有り方」を変える手法 -1on1MTGの必須スキル-

おはようございます!
朝起きたときの寒さに、布団との負けられないはずの戦いに負けた今日この頃です。
#ぬくぬく
#布団がいい
#朝寒い

さて、今日も読書メモの回です。

「シリコンバレー式 最強の育て方 -人材マネジメントの新しい常識 1on1ミーティング- (著:世古詞一)」

前回は、成長を支援するためには、どのような1on1が理想となるのかを学びました。それぞれの項目に対して、学ぶべき点が多かったと思います。

今回は、最終章、「とりあえず、始めよう!」という一歩踏み出すための学びとなります。そのために、何が必要となるのか、学び、身につけ、行動を変えることで、あり方を変えていきましょう。


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1on1MTGにおける実際の6Step

Step1:意図を伝える
上司としては、お客様との契約交渉の場だと思い、部下にアポイントを取りましょう。当日に成果が出るように、事前準備も欠かせません。
大切なお客様と同じプロセスを部下にも踏み、個人ごとに丁寧な対応を考えるのです。

Step2:マネージャーがスケジュールをする
可能であれば、3カ月先までの予定を、「イベント」として組みましょう。
つまり、マネージャーはイベントプロデューサーとなるのです。コントローラビリティは持っているのですが、ムードメーカーでなくても良いのです。
そのために、空間づくりを意識します。

・場所)大きさ・明るさ・採光
・表情)今、自分がどのような表情を見せているのかを意識する
・アイテム)クッシュボール・カラフルな付箋と色ペン・お菓子・カメラ・タイマー・アイテムBox・ホワイトボード
・ネーミング)言葉の解釈から、「心が動く」名前付けをする

Step3:クラウドで「個人データベース化」
上司が最も行うべき仕事は、情報を整理することです。
情報を整理し、次回につなげることで、期待値を上げることにもつながります。

Step4:事前準備を行う
情報を整理し、2カ月目以降であれば、フィードバックのネタを持っておくことも重要です。また、今回話すテーマは事前に共有シートを送っておくことも必要となります。

Step5:実践
5分:アイスブレイク
5分:前回のおさらいと承認
10-15分:今回のテーマ
25-30分:今回のまとめとアクションプラン

Step6:まとめとアクションプラン
締めくくりまで、手を抜かないことが重要です。
印象、覚えていること、まとめ、アクションプラン、必要な支援をつなぎ合わせ、道のりを作るのです。

このように、Stepを整理し、実践をしていくと良いでしょう。
人間は万物に対して、「知らないこと」には、クールな反応、ネガティブであり、一層悪いイメージを抱くのです。だからこそ、状態が良い人がなぜ良いのかを含めて、共有しましょう。
そして、締めくくりは自分の上司と1on1をし、伝える側になりましょう。

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継続をするための5つのPointとは?

① 部下に主催してもらう
部下にとって意味があるものとなっていれば、必然的にそうなります。当事者意識を持ってもらい、‟How to use me(上司の取り扱い説明書)”のように、部下に自分をうまく活用してもらうのです。

② 定例以外でも1on1の実施
最も高価性の高いタイミングで実施をしましょう。
怒った/ほめた/会議後/暗い/ミス・失敗/評価前

③ 「6つのレベル」で質の向上を楽しむ
レベル1:信頼関係向上
レベル2:相互理解向上
レベル3:部下のモチベーション向上
レベル4:部下が学びや気づきを得る
レベル5:新たな行動やチャレンジをする
レベル6:成果への貢献度と能力の向上

何よりも、回数をまず増やすことが、成果への貢献度へ繋がります。

④ 部下を「しらけさせない」ことに気を配る
会社が大事だと思うことを、いかに社員にも大事だと思ってもらうかを突き詰めて考えます。時間をかけて、どう工夫するかが重要なのです。
WhatとHowを徹底的に考えます。

⑤ 3つの心構えで臨む
・5勝5敗で良いと思え

理想を求めてピリピリするとストレスが溜まり、部下にも伝わります。
・かっこつけない
自分が疲れてしまいます。さらに、説得になるのもNGです。対等な目線で臨み、時には上司が甘えるのも大切です。
・「正しい」ではなく「楽しい」
「こうあるべき」はありません。「笑」こぼれる1on1をしましょう。


特に、最後の心構えは重要だと感じました。
何かしら結果を残さなければと、実施する側が焦ってしまい、空回りしている感覚はどこかにありました。
それが伝わることは、ネガティブな要素しかありません。
僕自身もっと、そこへの配慮を高めなければ。

やり方を知り、実践を積み重ねる中で、あり方を変える。

終わりにで見つけた文章ですが、とても印象に残りました。
どうしても、行動よりも事前に色々と考えすぎてしまい、動き出せない僕自身の背中を押してくれるものでした。
やりながら、変えていく。
もっと実践しなければ。

今日も学んだ!!

ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!

アクティホーム
講内 源太

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