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迷路脱出の思考法の鍵 -環境の変化×個性-

おはようございます!
今週は天候が良くないとのことでしたが、少しの晴れ間でもやはりテンションの上がる今日この頃です。
#晴れ男
#気持ちよく
#テンション上げる

さて、今日からは新たな一冊との出会いです。

『迷路の外には何がある? -「チーズはどこへ消えた?」のその後の物語- (著:スペンサー・ジョンソン)』

前作の「チーズはどこへ消えた?」では、永遠と与えられ続けると考えていた‟チーズ”がなくなったときに、人間はどうするのかというのをビジネス目線、且つ心理学的に小人のヘムとホーに描写し描かれたものでした。

待っていればまた与えられ続けると考え、留まることを決めたヘム。
環境が変化していることに気が付き、動き始めたホー。

ヘムは、変化を恐れ、ホーの助言にも耳を貸すことが出来ませんでした。最初は失敗を繰り返すホーを鼻で笑うくらいでした。
そんなヘムにホーは失敗を繰り返しながらも、環境が変化した場合に動き続けることの大切さを伝え続けました。その言葉に徐々にヘムが変化を理解し、そして、最後にはまたチーズの山に出会います。

ざっくりとそのような物語でした。

そして、今作。

どうやら、またチーズがなくなるようです。
つまり、変化が起きるのです。
当然、ヘムは残ります。

ヘムにどのような変化が訪れるのか。

ふと、書いていて思ったことがあります。
僕たちが常識と考えていることや不安と思うことの根源となる価値観は、何によって規定されているのでしょうか。

周囲の状況は一つですし、その周囲の状況を成しているのはこれまで構築された歴史であり、社会システムであると思います。
この辺りは「Coten Radio(Podcast)」を聞いてください。

では、この社会システムは永久に変化をしないのでしょうか?

僕たちは未来が良くなると信じています。
AIと共存をし、便利で暮らしやすい未来が到達すると。

でも、その思考自体、出現したのは、資本主義が登場した時点からです。それ以前の世界観では、「時間」に対する思考の軸が違ったため、「世界は終末に向かう(宗教的思考)」がメインだったのです。だからこそ、祈るのでした。

そう考えると、社会システムも永久なものではないし、「ポスト資本主義」と呼ばれる現代において、既に変化し始めているのかもしれません。
僕たちが持っている常識や価値観が変化をするときを迎えているのです。

歴史的転換点に生きている僕たちはどのように変化をするのか。
そのときに、僕たちは‟ヘム”と同じような思考になるのか、‟ホー”と同じような思考なるのか。

‟これは、変化に戸惑いためらう「あなた」のための物語。”

本の帯はこれで〆られています。

明日から楽しみだ!!

ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!

アクティホーム
講内 源太

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