見出し画像

「暗黙の了解」を主張し続ける、ニホンジン。

おはようございます!
Canvaを使った見出し画像があまりにもラクチンなため、写真よりいいじゃん!といまさらながら始めてきた今日この頃です。
#すごい楽
#手抜き
#ぐるぐるってなに  ?

さて、今日は僕の思考をいったん整理する回です。
思っていることを書いて、あと手見返すためのメモになればよいなぁと想いっています。

さて、今日のテーマは「暗黙の了解」
日本で仕事をしていくうえで、最も難しいけれども求められる能力であるとも言われている「暗黙の了解」です。

そんなのないよー、という人でも、「あの人、気付かない」と言い換えると身近になりますか??

結論から言うと、「気付かなくて、当たり前じゃん」です。
この議論が毎回不毛だなぁーと思いながら、様々な本を読んでいく中で、やっとその理由がわかってきました。まだまだ漠然としていますが、書きためておきます。

______________
「暗黙の了解」が難しい理由

なぜ、難しいのでしょうか。

それは、少し前に流行ったアドラー心理学でも用いられてたし、もっと古くだとブッダも述べていたもの【解釈】です。

世界はただそこにあるのにもかかわらず、人は眼鏡(アドラー)や反応する心(ブッダ)で十人十色の解釈を行います。現実に対して、それまでの経験から意味づけ(アドラー)や心が反応をしている(ブッダ)ので、全く同じ解釈をしている人は誰一人存在をしていないのです。

それにもかかわらず、僕たちは、「黙っていても空気感や文脈を読んで、自分が思い描いたストーリーの登場人物の一人として、演じてもらうこと」を他人に強要します。それが出来なかった人物に対しては、‟気付けない人”、‟仕事ができない人”という烙印を押します。

厄介なのは、ネガティブな情報というのは、人の集合体においてものすごく広まります。古くは人の生存本能と言われていました(偏桃体)が、現在は人の報酬回路に結びついている(側坐核)と研究が進められています。うわさ話や愚痴を広めている自分はその人のこと(チームのこと)を考えているという自己承認欲を満たす行動になるのです。

ちなみに、「人を叱る」人もこれの一種です。叱ることによる行動変容は打率がめちゃくちゃ低いのに、なぜ繰り返してしまうのかは面白い記事があったのでコチラを。
ちなみに、自分がそういう経験で伸びたから他の人にもと思っているなら、解釈を整えた方がいいでしょう。

___________
本質的な要因は何か?

ローマ帝国や戦国時代など古くからある鉄の掟であったり、最近では話題の識学などにおいては、無法地帯にチームを送り込むマネジメントサイドの圧倒的能力不足を指摘しています。

仕事において、「気が付く」という領域は存在せず、目標と結果を明確に示し、いつ、どのような状況で、どのように動くのかを考えうる限りシュミレーションをし、実践。それでも、溢れた分に関しては、さらに追加して実践。
アンタッチャブルな場面においては、対応をできたら150点、対応できなくても示された行動をとっていたら100点。あとは、マネジメントサイドが把握をできていなかったという振り返り学習をするということを繰り返します。

もう一つは、コミュニケーション不足です。
先ほどもあったように、十人十色で解釈が違うのだから、言葉を尽くして人とわかり合うことを、古来より伝えられています。それでも、行わないのは、なぜなのか。

この問題が非常に根深いと感じています。
過去の経験から良いと感じたことがない、もしくは、過去の経験から辛さを味わったなどあると、非常に難しいです。これも、「解釈」次第ではあるのですが、自分自身を内省しながら、過去をもう一度見つめ直す作業が必要になります。

やりがちなのは、コミュニケーションが足りないから、会議やMTGを開こうというパターンです。人が集まる場を作れば、勝手にコミュニケーションが進むと考えているのですが、進みません。結果、会議だけが増えて、時間が圧迫されるのです。
会議やMTGの前提となるのは、「結論」を出すこと。
つまり、議論が主体となるのです。日常からのコミュニケーションが根幹として存在する上で、議論が成立するのです。発言をしない人はしないのではなく、その関係性が存在しないためにできないとも言い換えられるのかもしれません。

_______________
仕事が出来る人に共通すること

ルールで仕事をすれば、100点になるわけですが、日頃から150点をたたき出す人材が稀にいます。僕も関りを持つ中で、本当にすごいと思う人がたくさんいます。

いわゆる「仕事が出来る人」は何が出来ているのでしょうか。

僕個人の考えとしては、「先読み」です。
ルールを把握し、コミュニケーションを取り、求めていること、求めるであろう形を「先読み」をして自分で考え発信をしていくのです。
圧倒的、インプット能力がここで必要になるのです。

Without Judgmentの姿勢でインプットを行い、相手の求めている形を推測し、沿って行動をする。

「暗黙の了解」と違うのは、この人たちは自分の「解釈」で行動したことを認識していることです。だからこそ、読み違えた場合、どんどん自分の中でアップデートをして次に生かしていくことが出来ます。

もっと完結言うと、「相手の立場で仕事をする」ということでしょうか。

本当にレベルが高い。

ということで、「暗黙の了解」なんて存在しないから、もっと日常のコミュニケーションをとるように、スキル高めようねーというまとめでした。

ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!

アクティホーム
講内 源太

一社)PX研究会では、資格認定制度を開始しています。この機会に、是非、ご覧ください!

#毎日note
#毎日投稿
#ビジネス本
#ビジネス思考
#note初心者
#駆け出しマネージャー
#管理職
#マネージャー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?