見出し画像

先頭に立つリーダーは三流である -「成長」を捉えよ-

おはようございます!
暖かくなったかと思ったら、急に寒くなるこの気候に完全に振り回されている今日この頃です。
#布団がいい
#出られない日々
#ぬくぬく

さて、今日も読書メモの回です。

‟「いちプレイヤー」から「マネージャー」に頭を切り替える思考法 リーダーの仮面(著:安藤広大)”

前回は、「利益」を追求する上で、「評価」をどのように捉えるかでした。
あくまで、評価とは他者に結びつくものであり、結果ベースでの客観的事実を淡々と観ていくことが求められていました。

今回は、「成長」がテーマです。
これまでの総集編ともいえるかもしれません。
姿勢の「ルール」を作り、リーダーの「位置」を定め、「利益」を求めるための「結果」に着目をする。
このステップを基に、利益と結果の繰り返しが「成長」へのステップになるのかもしれません。

___________
「成長」とは何か??

成長とは、「確実に行動が変わること」です。そのための4段階が存在しています。
① ルールと目標設定をし、部下に任せる
② 期限に結果報告をさせる
③ 結果に対しての評価を行う
④ 結果と評価のギャップから、目標と変えるべき行動の設定を行う

特に、④のギャップを正しく認識させ、組織内に健全な競争を起こすことが重要です。健全な競争が起きたのち、リーダーはそれを管理することに徹底します。淡々とそれぞれの次の行動を考えさせれば良いのです。

リーダーは絶対に感情で動いてはいけません。
感情で動けば、フェアな状態が保たれず、健全な競争が起こらないためです。優秀なプレイヤーであったリーダーであればあるほど、「なぜ、できない?」とネガティブな感情を抱き、先頭に立ちたがります。

組織全体の成長を鑑みても、早い成長をする部下に全体が引っ張られていく姿勢が全体最適です。適材適所という言葉もありますが、人間の能力自体にそもそも大きな差はなく、経験と任された仕事のマッチ具合のみです。マッチ具合であると考えれば、経験と共に埋まるのです。
このループがメンバー間の差が埋まるように、全体が引っ張られていく仕組みです。

プレイングマネージャーであれば、よりマネジメントを優先させることを意識しましょう。

____________________
組織として、どう「成長」と向き合うか?

優秀な人材を集めたスーパーマンの組織は、確実にうまくいきません。
「組織適応能力」が欠如しているためです。
人間の能力は、「組織適応能力」と「能力」が半々にて構成をされています。そして、能力に関しては、30代がピークであとは落ちます。

リーダーは、マネジメントへのシフトを行うべきなのです。
成長の場を用意し、成長を信じて待つのです。

人は経験と共にしか変わりません。
変化は知識から生まれないため、上司の経験談もいらないですし、そもそも、経験していない部下に伝わりようがないのです。
徹底して、「1度やらせる」を貫くのです。

成長を促すときに、人事や組織の再編によって導く手法もありますが、効果は薄いです。労力に対して期待値が大きい分、損失も大きくなるとともに、徐々に労力に対しての期待値も「べき乗則」のように低下していくためです。
労力はかかっている分、マネジメント側の「やった気分」だけ残ります。

労力はそこに割くべきではなく、ただひたすらに、目標を与え、実際にやらせることに割くべきです。
与えたハードルの高さに、部下が恐怖するときもあるでしょう。
それでも、一度やらせることです。やってみれば、必ず見えてくるものがあるからです。そして、失敗した時には上司の責任です。

‟プレイヤーだった頃の自分を、部下が超えていくことを楽しみにする”

これこそが、上司が持つべき、最上の心構えでしょう。


本当に心が痛いことばかりです。
プレイヤーとして、先を引っ張ろうとしている限り、組織全体の成長を止めていることになるのです。
ロジックでわかるとより、今日からどうしようか??と考えてしまいます。
今の組織の成長を止めているのが、自分だとしたら??
30代の半ばに入ったにもかかわらず、チームの最前線にとどまろうとしているならば??
僕自身が圧倒的害悪です。

今日も学んだ!!
ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!

アクティホーム
講内 源太

一社)PX研究会では、資格認定制度を開始しています。この機会に、是非、ご覧ください!

#毎日note
#毎日投稿
#ビジネス本
#ビジネス思考
#note初心者
#駆け出しマネージャー
#管理職
#マネージャー

いいなと思ったら応援しよう!