#バンド
「二人の天才」がせめぎ合ってギリギリ共栄共存していたSUPERCARの儚い魅力と、「オルタナティブロック」について。
福岡県出身のNUMBER GIRL(ナンバーガール)、京都府出身のくるり、そして青森県出身のSUPERCAR(スーパーカー)。
1990年代後半の日本において、スタジオ音源の完成度の高さ、ナーディーな佇まい、ヒットチャートへのカウンターアイデンティティといった素養を兼ね備えて颯爽と現れたこの3バンドの登場以降、明らかに日本語ロックシーンの「空気感」は変わった。
この3バンドは後に「97年デビュ
僕らの青春!令和に生きる君の青春にも!明るく楽しく時に切なく、色褪せない魅力を放ち続けるHermann H.&The Pacemakers(ヘルマン・エイチ&ザ・ペースメーカーズ)!
若い頃、カラオケでよく『アクション』を歌っていた。
アクション(2002)
ヘルマン・エイチのヘの字も知らない友達が、カラオケに行くたびに「あの曲歌って」と私にリクエストしてきた。
そのくらい、ボーカルギターの岡本洋平の書く歌詞は魅力的である。
「文章」や「感想」や「気持ち」ではなくちゃんと「歌詞」を書いている。しっかりとメッセージがある上に語感も抜群で、これぞ才能、と唸ってしまうソングライ
世界でも類を見ない「ポストロックとラップのミクスチャー」バンド、54-71(ごじゅうよんのななじゅういち)について。
音数を削ぎ落としたソリッドでタイトな演奏。
近所のコンビニに行くようなジャージ上下の男からカタカナ英語で繰り出されるラップ。
一度見たら忘れられないライブパフォーマンス。
バンド名も含めて、只者ではない雰囲気を醸し出す謎の集団、54-71。
54-71は、慶應義塾大学に在籍していたボーカルのBingoとベースのLeaderを軸に結成。
バンドメンバーや担当楽器の目まぐるしい入れ替わりを経て、ギ