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美術館のテーマパーク:ベルリンのミュージアムアイランド”ムゼウムスインゼル島”(博物館島)

 本日はベルリンのミュージアムアイランドと呼ばれるムゼウムスインゼル島について解説いたします。
 
 日本語ではムゼウムスインゼル島に「博物館島」という名称が使われているそうです。

 ムゼウムスインゼル島は5つの美術館と博物館があり、ベルリンで最も観光客の多い観光地だと言われています。

 こちらは残念ながら僕自身が訪れたことのないため、記事の執筆にあたって実際にベルリンのミュージアムアイランド、ムゼウムスインゼル島を訪れたことのある方から情報をいただきました。

 ちなみにムゼウムスインゼル島にもミュージアムパスがありまして3日間有効で29ユーロ、しかも行列に並ばなくて良かったりなどの嬉しい特典があります^^。


 新博物館

 旧博物館(Altes Museum) に収蔵しきれなくなった所蔵品を収めるために戦後60年も廃墟だった建物を改修して2009年に「新博物館」としてオープンしました。

 エジプト美術や紀元前の美術品をメインに所蔵されている博物館です。

 こちらの博物館はムゼウムスインゼル島(美術館の島)で2番目に建設された博物館で、エジプトの墓に入っていくような体験ができます。

 ちなみに新博物館の建物は綺麗に改修されているものの、第2次世界大戦で攻撃を受けたそのままを残しており、一部焦げていたり銃弾の痕もあったりで歴史を感じることが出来ます。

 ボーデ博物館

 20世紀初頭にムゼウムスインゼル島に建設された4つ目の美術館です。

 円形の外観がとても特徴的です。

 こちらはコインを膨大な数を所蔵しておりまして僕は正直あまりコインに詳しくないから語れないのですが、コインに詳しい方にとっては興味深い美術館だと思います^^。

 ペルガモン美術館

 ペルガモン美術館はムゼウムスインゼル島(美術館の島)の中で最も人気のある美術館でした。

 ただ残念ながら今現在は改修工事中でして2025年~2030年には改修工事が完了予定です。

 ペルガモン美術館は改修工事終了予定年がとても大雑把ですが、一応はムゼウムスインゼル島の200周年記念には間に合わせる気があるようですので気長に待ちましょう^^;。

 旧国立美術館

 3番目にムゼウムスインゼル島へ建設された美術館です。

 ギリシャの神殿を思わせる外観ですが、個人的な意見としてはムゼウムスインゼル島の美術館の中で一番洗練されいるように見えます^^;。

 ただ建物はギリシャ神殿みたいですが、とてもドイツ愛の強い美術館のようでしてドイ人芸術家の作品が多数展示されています。

 展示されている多数の彫刻もドイツ製とのことです。

 旧博物館

 200年近く前に建てられ、一度は戦争で破壊されたものの1960年に再建されて現在に至ります。
 こちらもまたとてもギリシャ神殿のような雰囲気の建物でしてやはり古代ギリシャを意識した建物として設計されているようです。

 内部にはローマのパンテオンに酷似した内装が施された部屋があります。

 ギリシャとローマが融合した博物館なのですが、イタリアをローマ人が制圧する前にいた先住民アートリア人の文化についても紹介されています。

 イタリアの先住民アートリア人についてはあまり知られていないですが、旧博物館はアートリア人の文化に関して最も多く所蔵した美術館となります^^。


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