#34 誰に、何を、どうやって売るか
飲食事業は
「売り先」「売りもの」「売り方」の組み合わせである。
多くの料理人は
「売りもの」づくりには熱心だが
「売り先」と「売り方」への関心が薄い。
「売りもの」づくりに熱心というが
「品質と価格のバランス」に熱心なのであって
需要者の得られるメリットや使用価値への関心は充分ではない。
供給者は「売りもの」をつくることが目的だが、
需要者が「売り物」を購入することは手段であることを忘れてはならない
「売り先」とは市場であり、
顧客層であり、個々の顧客であり、そのニーズである。
「売り方」とは販売チャネルであり、
営業方法であり、コミュニケーションのノウハウである。
「売り先」「売りもの」「売り方」を組み合わせて
収益構造を構築することをビジネスモデルという。
その料理・商品にどのような価値があって、それはどのような人にニーズが有るのか。それをできるだけ多くの方に知ってもらうこと。
構想の段階から決めて、お店を作っていきたい。
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