No7 「教育現場のリアル〜リスク回避・問題解決力〜」
こんばんは。No7の投稿です。いよいよ来週より私の学校でも、分散登校での登校日が設けられます。久しぶりに生徒に会えるのが楽しみです。ワクワクしながら、土日を過ごしたいと思います。
さて、本日は「教員に必要な力」と題して書いていきたいと思います。私の中で、教員に必要な力は「リスク回避」と「問題解決力」の大きく二つです。企業でも必要と言われる条件でもありますが、教員にとってこの二つは、とても必要な力となります。
最初のリスク回避です。この力は保護者対応でとても必要となります。これは、簡単に言うと危険(クレーム)が発生しそうな部分を特定し、回避することです。ここ近年の保護者は、最近良く耳にする、モンスターペアレントが多数出現いたします。そういう保護者に隙を見せないこと、クレームを言われる材料を提供しない事が重要となってきます。例えば、この判断をした時に保護者はどう考えるか?どうやって揚げ足を取ってくるのか?ということを必ず考えます。保護者の感情を察知し、少しでも隙があればその判断はしない。これが出来れば、クレームを言われるリスクは大きく減ります。この保護者は大丈夫!仲良しだから!この判断で良い!という思い込みの甘い考えを持つと、絶対にミスや隙が出ます。どんなに仲が良い保護者であっても、保護者を絶対に信用してはいけません。これは、私が常日頃から考えていることです。
次に、問題解決力です。学校現場では、常に状況が動いています。突発的に問題が起きる時が多々あります。その時の判断力が教員は必要となります。ここで特別に、判断基準をお教えします。まず、問題が発生したらこの問題の一番最悪のケースを考えます。そこに頭の中でこの問題のプロセス、結果を想像します。そこを想定しながら、問題の整理と情報取集です。不可解な点がないかを確認し、情報収集の完璧を目指します。少しでも、不可解な点があれば、筋の通った納得のいく答えがでるまで情報を集めます。不可解な点がある状態で、話を進めていくと問題解決はできず、一番最悪なケースに近づいていきます。一番最悪なケースから問題を遠ざけることが重要なポイントになります。それでもなかなか問題解決に向かわない場合は、自分自身のクビをかけ、腹をくくった「無双モード」でその問題に挑むことです。私はいつも「この問題が解決しなくても、命は取られない。もしクビになったら、新しい職につける。ラッキーだな」と考えます。この思考になると、怖いものはなくなります。そのことで、大胆な行動ができます。基本この無双モードになれば、迷いのない行動が出来るので、ほとんどの問題が解決に向かいます。万が一、それでもダメで責任を取らないといけない状況になった場合は、先ほども言いましたが、「ラッキー新しい職を探そう!!」と自分がワクワクする職を探しましょう。やはり、問題解決に当たっては、守りに入った瞬間アウトです。先ほどから述べている「無双モード」に入ることが大切です。今回書いたこと、ぜひ実践してみて下さい。もう一つ上のレベルの無双モードの行動ができますよ。
「人生大きな失敗をしたくらいで、命は取られない」
それでは、また。