生理(月経)への違和感#1_違和感いろいろ
生理の違和感、ありませんか?
思い返せば私はたくさんありました。
ここではどんな違和感を自分が感じていたか、なぜ婦人科を受診してこなかったのかを書いていきたいと思います。
生理周期が早め。
23~25日周期でやってくる。
25~26歳のころ、2か月で3回来ているんじゃないかと思ったこともある。
経血量が多い
人と比べられないのが経血量。
自分が多いのか少ないのかが分からないですよね。
産婦人科学会が発行している「女性の生涯健康手帳」に正常とされる月経の目安が書かれていました。
140mlを平均の5日で割ったとして、1日平均28ml。つまり大さじ2杯分くらいってこと。
えぇ・・・!す、すくなっ!!
私は平均7日間出血があり、経血量の増える2~3日目には昼用ナプキンが3時間もすればびしょびしょということもたびたび・・
2時間に1度のペースで交換ができれば不安はありませんが、仕事が忙しい日は3時間ほどお手洗いに行けないことも多く、夜用をつけてようやく安心といった感じでした。
自分の経血量が普段から平均より多めのだったことが、この資料から明らかになりました。
今思えばですが、本当におかしかった経血量(高校生の頃に1度、20代中ごろにも1度、2周期ほど続いたことがあった)は、1時間程度で昼用ナプキンがこれ以上使えないほどになってしまったとき。下手すると交換した直後でも「どばっ!!」とくると、一瞬でひたひたになり交換しないとならないレベル・・
あのとき婦人科にかかっていなかったので今となってはわかりませんが、明らかに異常です。月経過多で婦人科にいくべきだと今の私なら判断します。
生理期間中の下痢や軟便、排便痛
ぶっちゃけ生理期間中の軟便はデフォルトでした。
なんなら生理前に便秘になるのも生理が始まって便通がよくなる(と言っても軟便ですが)のはホルモンの影響だと誰かから聞いたので、普通のことだと思っていました。
調べてみると実際にホルモンの影響があり、また「冷え」なども関係してくる模様。
参考:ユニ・チャーム「生理のたびに下痢に悩まされている人に」
なので、あまり気にしていなかった。なんなら生理が始まって便通が改善して「ふぅ」って感じだった。
だからだと思う。あるとき(今思えば経血量が異常だったあの時だったはず)排便時に異様な痛みを感じることがあった。
排便の際、腸なのか膣なのかわからないけど、ひりつくようなやけるような痛みがあった。痛みの強さ的には脂汗がにじむレベル。
ただ、この痛みも排便が終われば数分で収まった。
変だなって思ったけど、2周期くらいでその後は現れない症状だったので結局婦人科にかかることはなかった。
またまた「今思えば」だけど、1回でもそんなことがあったならとっとと婦人科にかかれ!
今の私ならそう判断する。
だって、もう15~20年前のことなのにいまだに覚えてるってことは、それだけ違和感が強かったってことなんだもの・・。
生理(月経)には個人差がある、、けど
生理(月経)には個人差があるって、よく言われますよね。
確かにそうだと思います。人によって差があるから不安にもなるし、差があるからこそ「これは異常なのかも」となかなか気づきにくい。
私は自分の生理に違和感を覚えていて、健康診断の問診の時など、医師に「生理周期が早い気がする」「経血量が多き気がする」という話をしました。その時の判断は、正常の範囲内ということだった。
別に誤った判断だったとは思わないけど、健康診断で問診をする医師は婦人科の専門医とは限らないので、相談相手を間違ってたなって思います。
「わざわざ婦人科へ行くほどでもないかも」
そう思うかもしれないけど、とりあえず「違和感」を感じたら婦人科へ行くのが良いと思います。
とくに、ここの記事で書いた内容と同じ症状がある人は、すぐにでも行ってほしい。
ネットでは「生理が重い」とか「生理がつらい」とかそいう情報が溢れていますが、「違和感」という言葉を使っていることはほぼないと思います。
でも、生理について調べ始めるのは「違和感」が出発点なはず。
婦人科に行っても「なんでもないですよ」と言われるかもしれない。
だったらそれでいいじゃない。
それに、「違和感」を緩和する方法を婦人科では教えてくれる可能性があります。
女性は「生理」と閉経まで付き合わなくてはならないのだから、自分の体への理解を深めるとともに、一生付き合えるかかりつけ医を早めに見つけられたらいいと思います。
とにかく言いたいことは、まずは婦人科を受診しましょう。
ということ。
いま、私の後悔は「もっと若いころから知識があればよかったのに」ということ。
20代に持っていた女性のからだへの知識はあまりにも乏しすぎた。
今は時代が変わっているけれど、性教育が十分でないという話もよく聞く。性教育がしっかりしていないということは、女性の体に関する話もきっと不十分なのではないかと思う。
10代のうちから、妊娠や出産のこと、ホルモンのこと、女性特有の病気のこと、こういった知識が今の時代は必要だと思う。
この記事がそのきっかけになったらうれしいな。