【大手内定】凡人のための就活術#05 グループディスカッション攻略
今回はグループディスカッションについて書いていきたいと思います!コロナの影響で対面での選考がなくなっている企業も多いかと思いますが、対面でのグループディスカッション経験をもとに綴ります!
1.グループディスカッションの目的
グループディスカッションの選考では何を見られているのか。何のために選考に取り込まれているのかをまず話していきます。
グループディスカッションは仕事のシミュレーションです。あなたがどんな風に仕事を進めるのかどんな風に他者とコミュニケーションを取るのかを見られています。(たぶん)
よくグループディスカッションではリーダー役をやらなきゃとか、キレのある意見を言わなきゃとかイメージがあると思いますが、そんなことはありません。実際に私も就活生の時はグループディスカッションがありましたが通過した5社でリーダー役をしたのは1社のみです。
つまり役割によって合否が変わるものではありません。リーダーという理由だけで通るのであれば立候補すれば通過できるので選考として意味をなしませんよね。
2.グループディスカッションの役割
5人1組で漠然とした課題に何らかの解を出すグループディスカッションを前提に話を進めます。
考えられる役割は以下の通りです。
・リーダー
・タイムキーパー
・ファシリテーター
・プレゼンター
・プレイヤー(その他)
これを会社でも役割に当てはめると以下になります。
・部課長(リーダー)
・あなた(タイムキーパー、ファシリテーター、プレゼンター)
例えば、あなたがある提案を部課長である決定者に進言する場があったとします。リーダーである部課長の役割は最終的にその提案をOKするかの判断をするだけです。それ以外は起案者であるあなたが実施します。
あなたが30分という時間の中で、概要5分、詳細説明10分、質疑応答10分、決定5分のように時間管理(タイムキーパー)をします。概要詳細説明(プレゼンター)もあなたがします。質疑応答での司会進行(ファシリテーター)もあなたがします。
ほぼあなたの役割です。つまり楽だからと言ってタイムキーパーだけに専念するのは得策ではありません。(仕事において時間だけを管理するタイムキーパーなんて役割の人はいません。むしろこいつ楽しようとしてるな?と思われかねませんよね。)
じゃあ、リーダーはしなくて良いのかって話ですが、グループディスカッションにおいては少し仕事とは異なります。リーダー=ファシリテーターでありプレゼンターのようなイメージで、リーダーが発表も兼ねるみたいなことが多いですね。
つまり、リーダーでなければならない。というものではありません。
3.グループディスカッション通過のコツ
私なりのグループディスカッションのコツをお伝えできればと思います。グループディスカッションを何人通過させるか、どんな基準で通過させるかは企業ごとによって違います。ですが個人レベルで細かい基準がある場合は面接官が大変なのでそこまでするのか?という点は疑問に感じます。(人事部じゃないので分かりませんが)
時間制限のあるグループディスカッションの場合はじめに時間配分を決めましょう。役割分担、意見ブレストの時間、ディスカッション時間、まとめる時間、発表時間などなど。それでも慣れてない人やセオリーを知らない人はいきなりディスカッションから入っちゃったりしますが、うまく軌道修正できるとプラスの印象です。
セオリー通りじゃないからと言って強引に引っ張っては身勝手な印象がついてしまいますので臨機応変な対応を意識しましょう。重要なのは"他者への「気配り」ができているか"です!
もう一つは論理的な考え方ができているかどうかです。例えば、「去年の来日外国人観光客が100万人でした。今年200万人呼び込むために、IT技術を使って施策を考えて下さい。」みたいなお題があった時に当てずっぽうに施策を考えるのではなく、年間でプラス100万人増だから1シーズン(春夏秋冬)25万人増の施策を考えるとか、1月あたり、1日あたりで数値を割って考えるとか数字を活用するのはコツです。
4.NGな行動
飽くまで採用側も人です。その人が「この人と働きたくないな…」と思われるような行動を取るのはやめましょう。
4-1.周りの就活生を蹴落とす
周りの就活生はライバルではありますが、敵ではありません。言い負かしてマウントを取るのはやめましょう。あなたが一緒に仕事をする人が事あるごとに反発してマウント取ってきたらやですよね。
4-2.発言しない
発言しないのもNGです。面接官が何も判断できないため当然選考通過もできません。アイデアがなくても発言することは大事ですので、他者の意見に便乗や自分なりの意見を発言しましょう。間違っているかどうかは大して問題ではありません。
4-3.話を拡散させたまま目的を忘れる
話が乗ってアイデアが拡散することは良いことですが、目的から大きく逸れたまま議論を進めてはいけません。他者が発言しているときはお題から話が逸れていないか、本質からズレていないかとうい視点を意識しましょう。自分がズレた発言をしていることに気づいたら軌道修正しましょう。
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