293.なんとかしよ!
お疲れ様です。
営業トレーナー&セミナー講師、アンガーマネジメントコンサルタントの坂山一哉です。
今日もお越しいただきありがとうございます。
今日は”なんとかしよ!”がテーマです。
よっしゃ!なんとかしよ!
こう言われたら、とても嬉しくないですか?
私の知人に、ある自動車メーカーのディーラーでメカニックの部長をされている方がいます。
歳は5歳上。
知り合ってからは45年以上。
自動車のメカニックとしても、購入の時からですのでもう30年以上になるのです。
車検、定期点検、オイル交換を始め、どこか調子が悪かったらすぐに電話をして対応をお願いしてきた仲です。
付き合いが長いこともあるので、ついつい私も歳上と言うことを忘れて
タメ口になっていることもしばしばです(笑)
さて先日もその方のところに行き、車の話をしていたのですが
営業マンが来て、「部長とはどういうご関係ですか?」と聞かれました。
彼が言うに、とても気さくに話をしており、羨ましいと思ったとのこと。
部長とタメ口で話をするなんて・・・なんて仰っていたのです。
会社では怖がられている存在なのかな?って思いましたよ。
「いや〜、昔から車を任せていて、本当に助かっているんです」って返答すると、
その営業マンが言いました。
「部長はとにかく「なんとかする」精神が凄いんです。お客様から預かった車、出来るところまでやる。
なんとかするんです。若い子たちも、そこを見習っていると思います。」って話されました。
私は「確かにそうかも!」って思いました。
毎回車のことで電話をすると、「なんとかしよ!」って部長は仰ります。
正直、今までなんとかならんかったこともあります。
でも部長は
「○と△まではやってみてんけど。完全に元通りにはなってない。ごめん。
でも、納得してもらえるところまではやった」って言うのです。
そして確かに、納得できるレベルなのです。
これやな!部長が信頼されているのは!って思いました。
なんとかしようや!
お客さんのために、なんとかしようや!
これが部長の精神なんだな!
現在の部長は、今では車は若いメカニックに任せておられます。
彼のメンバーが、難しいですね〜って言ってきても、なんとかしよ!って言っておられるのです。
私はそれを聞いて、「部長、自分で触らないくせに、若い子に偉そうに言ったらあかんわ!」って
茶化すのですが、それを笑顔で受け止めて、なんとかしてくれるのです。
如何でしょうか?
なんとかしよ!
お客様のために、できる限りの努力をしよう!です。
この部長の精神、見習うべきだと思いますね。
顧客のために、頑張って!