355.何故彼はキレたのか?
お疲れ様です。
営業トレーナー&セミナー講師、アンガーマネジメントコンサルタントの坂山一哉です。
今日もお越しいただきありがとうございます。
今日は、「何故彼はキレたのか?」に関して、書いてみたいと思います。
若いメンバーが入ってくると、とても嬉しい!
だって色んなこと吸収して、そしてどんどん成長するから。
こういう時って上司や先輩にとってはとても嬉しい時ですよね。
でもいつまでもうまく続かないことも。
こういう話を聞きました。
ある若手社員、一生懸命仕事をする。
でもやっぱりできないことも多い。
できないから上司や先輩は、何故できないかをしつこく問う。
すると若手社員はだんだんとイライラも募ってきて・・・
そしていきなり席を立ち上がり、
「できないもんはできないんです!」って、部屋を出て行ったのです。
いきなりの行動!
上司や先輩は何があったのか?
そして小一時間もすると戻ってきてこう言ったそうです。
「さあ続き始めましょう!」って。
正直おいおいって感じですよね。
でも上司は放っても置けない。
また小一時間も経過していたので
どうしてこういう行動をしたのか?
小一時間何をしていたのか?などを尋ねました。
すると・・・
あまりにも自分ができないために、腹が立ってその場にいたくなかった。
そしてコーヒーショップで頭を冷やしていたそうです。
その上司の方は、また切れたらどうしよう!って思いもあり、
丁寧に指導をし、また、彼のとった行動に対しても、これまた丁寧に伝えたそうです。
さて皆さんはどう思われるでしょうか?
どういう状況かは詳細はわからないですが、
なかなか出来ない若手社員に、上から「何故出来ないか」をコンコンと言い続けたのか?
それとも若手社員が勝手に切れたのか?
ただ一つ言えるは、
上司や先輩も真剣。また若手社員も真剣。
間違いは無かったと思います。
ただ、言い方、伝え方。
コミュニケーションの取り方が双方に納得いく物だったかがとても大事なんですよね。
気心知れた上司とメンバー間。
コミュニケーションもバッチリ。
でも何かの一言でこのコミュニケーションが崩れることってありませんか?
たとえば、人を呼ぶときに「おい!」って言う。
普段何ともなくとも、ちょっとした感情の違いで
なんで「おい!」って言われないといけないのか?なんて思うことありますよね。
こういう些細なことが、大きく発展する可能性があるということだと思うのです。
でも間違って行けないのは、上司がメンバーに変に気を遣うこと。
それはする必要はありません。
相手が何を望んでいて、何を望んでいないか。
その都度確認して行けば良い。
そういうコミュニケーションを常につり続けることが、
一番大事であると思います。
上司とメンバーとの距離感。
うまくいくように願っています。
頑張って!
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