
【中編】げんきっず代表 岡元邦治(げん)の想い
2025年に結成した子どもよさこいチーム げんきっず。
今回は、中編として、げんきっず代表の岡元邦治(げん)に聞く「げんきっずでやっていきたいこと」や「3人で立ち上げる理由」について伺いました。
インタビュアーは、げんきっず副代表のRINKAです。
ぜひ、ご覧ください。
(RIN)前編では、げんさんがげんきっずを今立ち上げようと決意された経緯についてお伺いさせていただきました!
そんなげんさんが立ち上げるげんきっずですが、現時点で将来的にこういうことをやってみたいとか妄想している部分などってあったりされますか?
(げん)俺の得意分野がよさこいなので今はよさこいという形なのですが、制限せずに子どもたちの視野を広げていく活動をしていきたいですね。こんなご時世なので、ますます揺れ動く部分や不安定な部分が出てくると思いますが、結局はどこまで行っても自己表現力は大切だと思います。そして、君はどうなの?と相手に聞く力が大切だと思っています。それがあれば、身近な人と争いにならないし、一つ同じ絵を描けると思います。それを大人たちができていれば、世の中ももうちょっと平和になるんじゃないかな。なので、まずは、自分たちとは考えの異なる他の国の子どもたちと一緒に踊る機会を創ることで、それぞれの成功体験を掴ませてあげたいなという気持ちがあります。
げんきっずがチームとして海外に行くでも良いし、海外の子どもたちが日本に来た時に一緒に踊りを創るでも良いと考えています。
(RIN)自己表現力と協調性を大切にしながら、海外に挑戦して視野を広げていくということですね。海外への挑戦を志す、そこに関しては何かきっかけなどあったんでしょうか?
(げん)2024年の春にベトナムでよさこい祭りがあったんですが、その時に俺自身の視野が広がったんです。日本の外から見た日本というのがまた良かったのと同時に、日本のこと何も知らない自分にも気づけました。自分の故郷のことを何も知らないんだ、って。その気づきは、日本から外に出た時に感じられる部分だと思います。げんきっずで大切にした自己表現、私はこういう人間だ!私はこういう国で生まれたんだ!と訴えるためにも、視野を広げられる場でありたいと思ったのがきっかけです。
あとは、自分が子どもたちと一緒に挑戦してみたい、というのもありますけどね。なんか不可能そうなことをやってみるって楽しいじゃない(笑)そこはいつまでもワクワクドキドキを大切にしていきたいと思っています。
(RIN)なるほど。。。海外に行って初めてわかる自分自身、自分の国ということですね。
そんなこれからのげんきっずですが、今回くすみんと私と3人でげんきっずをやろうと決意されたと思うのですが、なぜこの3人だったんでしょうか?笑
(げん)(笑)いやあ、もうね、好奇心。それと前向きさ。これがあるのが2人だったんですよね。いやあ、楽しそう!やってみよう!この前向きなエネルギーが嬉しいしピュアだなと思った。一緒にやる人は、一緒にワクワクを共有できる人がいいじゃない。あとは話していく中で、能力が高いというか、言語化能力だったり、資料を作る能力だったり、仕事のスピード感とか、俺にないものをいっぱい持っていたんですよね。
(RIN)おおお、本当ですか?(照)

(げん)うん、本当に。俺にないところをすごい補いあえる関係だなと感じたのも良かったんですよね。そういったところにすごくリスペクトを持っているので、やっぱり、リスペクトを持てる人と一緒にやりたかったというのがあります。それはもう年齢関係なく。なので2人に見限られないように、もう必死ですよ(笑)「げんて、よく名前聞いてたけど、なんだこんなもんか」とかね。(笑)
(RIN)いやいや、絶対そんなこと思わないですよ(笑)なんだか言わせてしまった感満載になってしまいました(笑)
(げん)いやいや、うん、でもなんかちょっと恥ずかしくなってきたけど(笑)今頃になって。でも、そこに嘘偽りはないな。
(RIN)そんな風に仰っていただけて嬉しいです、ありがとうございます。いやあ、でも本当にこちらこそというか。くすみんともよく話をするんですけど、げんさんとご一緒させていただけている現状が信じられないよね、奇跡だねという話をするんです。
(げん)本当にご縁だよね。これもタイミングだよね。俺が諸々の区切りのタイミングでもあったのもあり、それがなかったら、キッズチームを立ち上げてなかっただろうし。そして、ベトナムよさこいに行っていなかったら、くすみんとりんとも出会えてなかっただろうし。そう考えると、面白いなあと思っています。なので、俺の中でも必ず転機となるプロジェクトだと感じています。
(RIN)本当ですね。げんさんと改めてお会いしたのですが2024年の8月ごろでしたよね。そこで子どもたちを元気にしよう!と意志を確認しあえて、それから紆余曲折経て、12月ごろに本格的に始動しよう!となりましたよね。本格始動するまで少し期間があったからこそ、3人それぞれの中での決意がより固まりましたよね。
次回、最終編「げんきっずでの役割」そして、「げんきっずに向いている人」など含めて総集編です!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
げんきっず第一回ワークショップ開催!
応募詳細は、ホームページをご覧ください。
▼岡本邦治(げん)によるワークショップ詳細
https://genkids-yosakoi.studio.site/posts/ws1
岡元邦治(げん)プロフィール
愛媛大学教育学部卒業後、教育免許を取得しながら、劇団四季や東京ディズニーランド、UNIVERSAL STUDIOS JAPAN等のオーディションに合格し、舞台俳優として活動する。
引退後は、演出振付家として独立し、よさこい踊りの世界に足を踏み入れる。
北海道札幌市で開催されるYOSAKOIソーラン祭りにて、自らの演舞作品である"magma"が最高の賞である第32回YOSAKOIソーラン大賞を受賞。
自らが指揮をとるキッズチーム「馬花道ジュニア」が同大会で第23回ジュニア大賞を受賞。
その他、ちば国体2010(開会式YOSAKOI振付)、ももいろクローバZ(YOSAKOI振付)、郷ひろみ (YOSAKOI振付)など演出振付家としての実績をもつ。
げんきっずでは、「踊りの上手い下手は関係ない、心が踊るように全力で遊ぶ」ことを信念として、よさこいを通じて子供達の無限の可能性を引き出す役割として主に演舞づくりを担当している。
プライベートでは、2児の父でもあり、子どもが明るく輝く世界を創ることを信念として、多方面で活動している。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~