覚悟こそが物事を成すキーワードかもしれない
覚悟
と聞くとどんなイメージを持つだろうか？
辞書で調べると
悪い事態（に多大の努力がいるの）を予測して心の準備をすること。
と出てくる
人はどうしても何かを始めると
うまくいかないこと、思い通りにならないことが起こる
そうすると
どうしてもモチベーションが下がってきて
行動の質と量が下がり成果が出にくくなっていく
ジョジョの奇妙な冒険での名台詞
「覚悟」とは………………犠牲の心ではないッ！
「覚悟」とは！！暗闇の荒野に！！進むべき道を切り開くことだッ！
まさに、何かを我慢したり、犠牲にすることではなく
何かを成していく時に、どうしても未知なものがたくさんある中で
それを切りひらき、進んでいくという決意を持つものだと思う
成果を出す人とそうでない人の違いは何かが知りたくて
100名ぐらいの成功者にインタビューをしたことがある
その時にわかった最も違うことは
うまくいかないこと、思い通りにならない時に
どう考えて、どう行動するかの差である
ということ
成果が出ない人はうまくいかない場面にぶつかると
できない理由を自分で探したり、他責にしたり
モチベーションを下げ、ネガティブになり
行動を妥協し、結果としてあきらめていく
一方、成果が出る人はうまくいかない場面にぶつかった時に
この状況を打破するにはどうすればいいかを考え
モチベーションを維持し、ポジティブな側面を見つけて
行動し続けるからこそ結果として成果がでる
このようにうまくいかない場面で考えて行動するためには
覚悟をもっておくことが重要だと思う
「困難な局面に直面しても、その行動を継続し、最終的な目標達成のために必要な犠牲や努力を受け入れる」
心構えのことだからこそ
では、どうしたら覚悟をもつことができるだろうか？
6つの側面で考えてみる
1. 覚悟を「プロセス」だと捉える
理想は目標を設定した時点で覚悟をもてることだが、そんな簡単なことはない。だからこそ、覚悟は、徐々に築いていくもの。最初から強固な覚悟を求めるのではなく、「今はまだ不安定で良い」「段階的に強くしていこう」と考えることで、挫折しにくくなる。
小さな成功や達成感を積み重ねるにつれ、覚悟も自然に強まっていくプロセスだと捉えることが大切
2. 失敗の許容範囲をあらかじめ明確にする
覚悟がブレやすい要因の一つは「未知の挫折への恐れ」。
何が起きても取り乱さないために、「この程度の失敗や後退は想定内」とあらかじめハードルを設定しておくとよい。
想定内の不測事態であれば、精神的ダメージが減り、覚悟を崩されにくくなる。
3. 「なぜそれを成し遂げたいのか」を深く掘り下げる
覚悟は、単なる希望的観測では揺らぎやすい。
「達成するとどう人生が変わるか」「それが自分の価値観や生きる意味とどう結びつくか」を徹底的に考えておくと、一時的な失敗や停滞に遭遇しても、「でも自分にとってこれが大事なのは変わらない」と芯を保てる。
外から与えられた目標ではなく、内面のコアに根差した目標であればあるほど、覚悟は揺らぎにくくなる。
4. 覚悟を「見える化」する
頭の中で覚悟を決めるだけでは、人間は簡単に揺らいでしまう。
だからこそ、自分の覚悟や目標を、紙、日記、ホワイトボード、スマートフォンのメモや壁紙など、日常的に目にする形で「見える化」することが大切。
また、人に宣言するのも有効。公言してしまうことで、他者からの期待や応援が生まれ、後戻りしにくい環境を自分で作れる。
5. 適度なフィードバックループを設ける
目標や計画を一定期間ごとに振り返り、「今の行動に対して覚悟はできているか」「軌道修正が必要か」を客観的に内省する。
ただ頑張るだけでなく、定期的に自己診断することで、「自分は本当に腹をくくってこの方向に進んでいるのか？」と覚悟の再確認ができる。
6. サポーターやメンターを持つ
自分一人の内面だけに頼ろうとすると、揺らぎがあっても客観的な反応が得られず、不安定になりやすいもの。
信頼できる仲間、コーチ、メンターに悩みや不安を共有すると、自分がなぜその道を選んだのかを再確認したり、思わぬアドバイスや励ましを受けたりできる。他者の存在が、自分の覚悟を支える一つの「柱」になる。
この6つの側面を見ていくと
覚悟は「内的意義の深い目標」と「外的な環境整備」、「定期的な再確認」の三位一体で固めていくプロセスだと感じる。
覚悟は生まれつき備わっているものではなく、「どうすれば揺らぎにくくなるか」を工夫しながら徐々に強めていくことが可能な、伸ばせるスキルの一種と捉えると、より実践的なアプローチが可能になる。
覚悟を自分でコントロールすることで
色んな物事を成せる自分になっていきたい！
本日は以上！！！