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怪我をしにくる救護所
今週の土日は
茅ヶ崎の中央公園で開催された
ちがさきキャンピングカーフェスに参加してきました!
実は僕自身、健康的なイベントや活動をしていますがちゃんとしたイベントに参加させていただくのは初めてで
結構不安と緊張がありました笑
でもたくさんの方にご参加いただいたり、いろんな方のサポートをしてもらったことで無事終えることができました!
この場を借りてお礼申し上げます!
さてそんなイベントでしたが、救護も兼ねてお願いしたいという依頼でしたがただの救護では面白くないと思い面白いことができないかなと
大学生時代の友人に助けを求め、災害医療の演習用のムラージュシールというものを教えてもらいました
その様子をお話していきます!
救護所なのに怪我をして帰る場所?!
ムラージュシールというデータを使ってイベントをしました
ムラージュシールというのは、前に記事でも書いたかもしれませんが
本物の傷口のような特殊メイクのシールで、ただの傷よりももっとリアルなものです
実際の怪我と似ていて、実際の医療者がこれと事例を聞いてどのように治療にあたるのかなどを演習で扱うものです
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こんな感じ
結構リアルでしょ?
思ったよりも人気なブースになった
正直どのくらいの人に来てもらえるか不安でした
救護も兼ねて、面白いブースにしたいというのを友人には少しだけ怒られました笑
救護をするならちゃんとした救護所として運営しなくちゃダメだ
物資はちゃんとあるのか?人はどのくらいいるのか?
など救護をちゃんと行ってこなかったぼくには詰めが甘かった部分が色々、、、。
でも僕がやりたいことを具体的に伝えたり、雰囲気を伝えるとこれならできるかなとか、こうしたら救護もできる
など前向きに手伝ってくれました
その甲斐あってか、子どもたちにめちゃくちゃ人気のブースになりました笑
隣がプロバスケチームのブースということもあり、子どもたちの導線もあったので
なんか変なことやってるー!
って来てくれた子どもたちが続々と
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あまりにたくさん来てしまったので、僕と友人だけではてんやわんやで主催側の方も手伝ってくれたり
人が減ってきたら呼び込みをしてくれたり、一緒になって傷シールを貼ってくれて痛がってくれたり笑
本当に楽しいブースになりました
楽しみながら医療を身近に感じる
ただ傷シールを貼るだけでは、仮装ブースなだけなのでちゃんと意味があります
それはまずこんな変なことをしているのが、ちゃんとした看護師ということ
僕自身は大学病院で働いていたり、訪問看護師をしていたり
今回手伝ってくれた友人は東京の病院で救急外来で働いて、実際にドクターカー(コードブルーのヘリじゃなくて車ver)に搭乗していたりする現役バリバリ超優秀看護師さん
今回キャンプがテーマのイベントなので
キャンプや屋外で遊んで怪我をした想定で
切り傷、火傷、打撲、擦り傷のシールを準備しました
それぞれ実際に起きてしまったらどのように初期治療をした方がいいのか
やりがちだけどしてはいけない方法や気をつけなくてはいけない方法を子どもたちにシールを貼ってあげて
お父さんお母さんに教えてあげる、実際怪我をして帰ってきたことがあった親御さんたちにとっては
関係ない話ではないので、結構真面目に聞いてくれました
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こういう切り口から実際に看護師や医療者と話す機会があることで
病院では聞けないことなどを聞く機会を作ることができて、もっと医療を身近に感じてもらえたのではないでしょうか!
相談ができる寄り添い処にもなれた
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面白いことに健康相談や血圧測定などオプション的にやっていたらそれ目的に来てくれる人もいたり笑
でも内容は結構困っていることだったりして、夜うまく眠れないや年齢が進むにつれてホルモンバランスが崩れてしまうなど
医者に行っても治らないや家でできることはないかなどの相談
いつものお寺マルシェで訪れる高齢者だけではなく、40〜50代の方が相談に来られて身近な存在になれたなーと思いました
ただ、一緒に活動をしている渡部さんともお話をして
現役世代の男性の方は血圧を測定することを嫌がる傾向にあるねと
確かに、血圧測っていきませんか?と聞くと、
「高いのを見たくない」
「きっと大丈夫、いつも測っているわけじゃないけど」
など敬遠されがちなことに気づきました
面白いなーって思って笑
やはりサウナやヨガなどのアクティビティに織り交ぜて血圧を測ってもらって実際の身体を知ってもらうことが大切だったり
自分の身体と向き合う導線を創造するのが予防医療において大切なのかもしれないと実感しました
まさかの方の訪問も
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そんな変な活動をしていると、今回のちがさきキャンピングカーフェスで佐藤市長と国会議員のこの間首相選でも戦っていた茅ヶ崎出身河野太郎さんが対談をしていました!
しかも対談を終えるとそれぞれのブースに足を運んでいて僕らのブースにも来ていただきました!
少しだけお話をしたら、実際にシールも貼っていってくれました笑
河野さんが選んだのは
火傷シール
「どうせなら大きいのをつけていこう」と
これから大事な仕事とかないのか?俺そんなことして大丈夫か?
とかめちゃくちゃ考えましたが、こんな機会ないんで本人がいいっていうならやったろうと笑
火傷シールを貼った後にこんな火傷をしたらどう処置したら良いのかなど応急処置についてお伝えすることができました
記念撮影もしてくれて、火傷シールと救護所をバックにTwitterでツイートもしてくれました笑
面白かったのは、キャンピングカーフェスのツイートよりも前に僕らの火傷のツイートの方が先だったこと笑
印象についてくれていたら嬉しいなー
しかしシールが洗っても落ちにくかったとのことで次回は熱中症にしようととのこと笑
ごめんなさいー笑
その場で落としてあげればよかった笑
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次回は落としやすいやつを選ぼうと思います
医療をもっと身近に、健康をもっと楽しく
そんなハプニングがありましたが、その場では楽しく過ごしていただけたり、子どもたちは夏休みということもあり羽目を外して楽しんでくれたかと思います
僕はそんなんで医療とは看護は最初は関わってもらえるのがいいと思ってます
好きな時に病院に行くような身近さではなく、自分で病気にならない知識、食生活などを専門的な知識を得る方法を知ったり、病院ではないサードプレイス的病院のような相談場所があったり
しかもそれはただ健康を目指すのではなく楽しいことを通して自分の身体を知ることで健康になっちゃった
っていうのがいいなって思う
その場所を創造するにあたり僕にとっての大きな一歩になることができたイベントでした!
Mukuとして今回のイベントの反省を活かして次回イベントがあればブース展開をしていきたいと思います!
そして看護学生やそれに限らず一般学生なども巻き込んでそんな場所を作れたらもっと可能性が広がるし、面白いことができるかも!
看護師にも災害や救急を得意とする人もいれば、助産師さんや保健師さん、ぼくみたいな心臓に詳しい人もいるので
イベントに合わせて看護師をアサインする形も良いなぁと思ったり、やはり看護師はコミュ力高いなぁと思うのでそれを活かせる仕事をできたら良いなと思いました!