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最初の課題『フォーカスを意図的に作り出す質問を考えてください』(※個人ワーク付き)

※フォーカスとは…
意識を向けること

会話は、師匠のKさんと寿司を食っているときに突然始まりました。

フォーカスを意図的に作り出す質問とは…

Kさん:
フォーカスは意図的に向けることもできるし、無意識にマインドの状態がそこに目を向けさせることもある。

今日はあえて

『質問によってフォーカスを意図的に作り出す』

ということをやってみたいと思う。

どういうことかというと…
例えば

『あなたが前向きになることってどんなことですか?』

『幸せだなと感じることってどんなことですか?』

『やる気になるのはどんな状況ですか?』

こうやって質問されると、それに見合った状況を想像し始めるんだよね。

だから、自分が元気になったり、やる気が出たり、幸福感が満たされたり、自己肯定感が上がるようなことはどんな状況か?

を5つ今日それを考えることが課題。

僕:
1個の項目につき5つですか?

Kさん:
全部で5つ。質問自体はわかった?

僕:
わかりました。

Kさん:
その内5つだったら1個例えるとしたら『人前で歌ったら「歌が上手だね」と言われたときはすごく幸福感で満たされる』とか

僕:
そんなに細かいシチュエーションでも良いんですか?

Kさん:
もちろん状況だよ、状況。それが自己肯定感が上がりますとか、幸福感がありますとか。どういう状況なのかを説明して。

僕:
それについてちょうど考えてたので、もっと深掘りして状況を細かく…

Kさん:
いっぺん考えてみぃや。1つじゃなくてね。『自分が幸せだ〜』と思ったりとか、やる気になることとか、自己肯定感が上がるとか、自分がポジティブなマインドに向く状況について、どんな状況でも良いから状況をシチュエーションを5つ。

僕:
5つは、少なく見積もっての5つですか?

Kさん:
もっとでもいいよ。最低5つってこと。それが今日の課題。

僕:
わかりました。

コーチングは洗脳なのか?

Kさん:
あと、話変わるんだけど、コーチングって洗脳か洗脳じゃないかどっち?

僕:
んーと、Kさんの考える『洗脳』の意味がわからないですね。

Kさん:
『ネガティブな人をポジティブに向けさせること』とか。

僕:
その定義で言えば洗脳じゃないですか?

Kさん:
そうですね。その通りです。

自分のマインドがネガティブに多く向いているときは、梅雨でもないのに雨の日が多いってこと。普通だったら晴れとか曇りとかがバランスよくあるわけさ。

意図的にネガティブに向いているものをどうやったらポジティブにするかというと、質問によってフォーカスを変えるという方法がある。それが今言ったやつ。

じゃあ例えば「今までろくなことがなかったんです。」とか「こういう悪いことしかなかったんです。」と言う人に、一言質問加えると…

『その中で学べたことはありましたか?』

と言ったりとか。そうすると相手から「そういえばこんな最悪なことでも良いことがありました。」と返ってくることもある。

それがフォーカスなんだよね。そのフォーカスを作っているのが質問ということ。

質問というのは、意図的にフォーカスを変えるものなんだよ。

それが悪い意味じゃなくて、事実として変えるという意味ね。

じゃあ、無理やり『この中で良いことなかったんですか?』と聞いて、無理やりそういうふうに思え、という意味ではない。

『そこに気がついたりそういうところもありますか?』という質問であって、『無理やりそれを見出してください』と言うとそれはちょっと質問では無くなっちゃう。

「特に思いつきません。」と言ったときに『あ、そうなんですね。それもアリだね。』という話じゃないとおかしい。そこの使い方を間違えないように。

質問を間違えるとエセポジティブになっちゃう。


僕:
う〜ん。裏腹になっちゃうんですね。

Kさん:
その質問の仕方だと「前向きに答えないといけない」となって、どんどん前向きな質問がエスカレートしていって

『その中でも良かったことがあったんじゃない?』

「あぁ…あります。」

『それだったら、その良かったことをどういうふうに使って生きていきたいですか?』

とかさ。ドンドンドンドンポジティブにフォーカスさせていくことも可能じゃない?

僕:
そうですね。

Kさん:
それが無理やりだったらダメってわけさ。わかりやすく言うと。

程度問題だから、無理やりリードしてエセポジティブを作っている人達がいっぱいいるから気をつけないといけない。

僕:
そうですね〜。

Kさん:
そうやってコーチングが無理やりマインドを強引に作っていく可能性もあるから取り扱いは気をつけないといけないけど、質問によってフォーカスを変えるという性質があるので、さじ加減というかな。それをわかってほしいけど。

僕:
そういえばコーチングを何人かから受けたことがあるんですよ。それでやっぱりエセポジティブになっちゃう人は結構多いなと思います。

でも、僕が19歳のときに初めて高額なお金を出したときのコーチは割とまともでしたね。

Kさん:
どうやって出会ったの?

僕:
知人からの紹介です。

Kさん:
それであなたはコーチングが必要な状況だったの?引きこもりで?

僕:
いや、引きこもりから出たばっかりで自分にどんな可能性があるのかを知りたくて。

Kさん:
結局、自分の問題とまだ向き合ってないときにコーチングを受けたら全然潜在的なブレーキとかがない気がしてるんだよね。だからスイスイ行くような気がするんだよ。内容も大事だけどタイミングだって。

自分と向き合っているときだと上手くいかないときがあるさ。潜在意識がびびってブレーキかけとるかもしれんし。

僕:
なるほど。確かに問題には蓋をしていた時期だったかもしれないです。

僕はそういった質問で人をコントロールしないように気をつけます。

Kさん:
そうね。


個人ワークはこちら!

いかがだったでしょうか…?

ポジティブとネガティブって実は質問によって意図的に作り出せるんです。

もしかしたらあなたが普段やる気になったり自己肯定感が上がったり、逆に落ち込んだり否定をしてしまったりしてるときは、良い意味でも悪い意味でも自分自身に質問を無意識に投げかけているかもしれませんよ?

「無理やりポジティブに思え」というわけではありませんが、梅雨でもないのに雨の日が多いなと感じる方は少し意識的にフォーカスを変えてみても良いかもですね!

では、タイトルにもある通り、個人ワークを始めてください!

自分が

・前向きになること
・幸せだなと感じること
・やる気になること
・自己肯定感が上がること

とは、どんな状況かを自身で考えてみてください。

これは僕も実践しましたし、全部で約30個出ました。

1週間後、ココに実践結果を残しますね。全部を公開することはできませんが、出せるものはココに載せておきますね!

では、また次の記事で!


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