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考える力の根本的な部分(主体性の重要性)

職員さんを管理する中で、自分で動ける職員さんと、指示待ちでオロオロしていまう職員さんがいることが気になっていました。その差をずっと考えていたのですが、自分の中で1つの答えが出たので書きたいと思います。

「主体性」

調べてみると、主体性とは、「自らの意志」や「判断」に基づいて、自らの責任のもとで行動しようとすることの様です。

情報のない状態から、何をすべきか決められていない中で、自分の意思を固め、自身の考えに基づいて行動を「選択」することが主体性。

またそこで「選択」することは、自らの行動がもたらす結果について「良い面」も「悪い面」「しなければならないこと」も責任を負うということ。

主体性の対義語には「指示待ち」「受動的」「思考停止」などが挙げられます。他者に頼ることは「甘え」です。自分の足りない所は、他人で埋めるのではなくで、自分自身が埋めなければなりません。

主体性が無ければ、自分の人生の舵をきることが出来ないので、周りの環境に依存してしまします。不適切な人間関係においては騙されたり、利用されたりする可能性が高まります。

自分で考えて来なければ、いざという時に自分ではどうしたら良いか分からなくなります。考える力はすぐに身につきません。考える力は、自ら考えた経験によってのみ高めることが出来ると思います。

自ら選んでこなかったことで、急に自分が思っていたものよりも大きな責任を負わされることもあると思います。

主体性を持つことで、初めて自分の人生を自己決定し、自分が選んだ責任を負うことができます。このプロセスは大変な部分があるかもしれませんが、それにより生きる実感や自己の価値を感じることが出来るんじゃないかと思います。

軽い人間と揶揄されることがあると思いますが、この主体性と責任が人間の重さを作るのだと思います。

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