毒
精神の鎧が打ちひしがれる
私の心の奥から溢れ出す愛憎が暗い影となって
体を覆いそこらじゅうに染み込んでいく
何もわからない
自己愛と劣等感の塊が喉を焼く
カラカラになった唇
私には何もわからない
わからない
わからない
毒されてたってもうわからない
喉の奥から溢れ出すドロドロとした何かを
飲み込んだら全身に流れ込んでいく
体は鉛の様に重くて涙も出ない
みんなが笑っているだけ
みんながそこで笑っているだけ
わからない
毒されてたってもうわからない
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