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【理想の母親】最高のママと言われて…私は。【呪縛からの解放】
こんにちは。
ジェンダーレス母ちゃんの中村 炎です。
*
今日は、
母親たるもの、こうあるべし!
の話をしようと思っています。
母になると、どうしても付き纏う、
【理想の母親】像…、
最近の、私なりの考え方を書かせていただきました。
良かったらお付き合い下さい。
*
最高のママですね!
よく、こんなことを言われてしまう。
いや、しまう、なんて言ったら、
なんだか言われたくないみたいだけど、。
言われて嬉しくないわけが無い…
でも、
言われたくないのも嘘じゃない。
だって、
私は最高のママなんかじゃないんだから。
子供と遊ぶのが苦手だし、
気が向いた時以外は断っちゃうことも多い。
ディズニープラスにお世話になりながら、
ニチアサや鬼滅の刃にお世話になりながら、
なんとか子供たちと共通の話題を死守してるだけの、しょーもないお母さん。
料理だって、
昔は好きだったけど、
子供を見ながら慌ただしく作るのは好きじゃなくて、
毎日、穀物とタンパク質と野菜か果物採れてりゃいいだろ、
嗚呼 給食様、毎日素晴らしい栄養をありがとうございます!
くらい低レベル、
休日なんてスーパーで買ってきたもの そのまま出しちゃうような、しょーもないお母さん。
毎日、美味しくて栄養たっぷりの料理を何品も作って、
子供が遊んでって言ったら遊んであげられるお母さんになりたかったよ…。
いや…、
…それも嘘だな。
そんな人生は嫌だって思ってるくらいだ。
…私ったら、本当に嘘がつけません。
子供のことは本当に可愛いし愛してるけど、私は自己犠牲はしたくない。
強いて言うなら、
『毎日、美味しくて栄養たっぷりの料理を何品も作って、
子供が遊んでって言ったら遊んであげられる』
事を、心の底から楽しめるお母さんになりたかったよ…。
これだ。この程度だ。
つまり、
私はそれを、楽しいと思わないからやりません。
やれません。
それなのに、みんなは私を
最高のママですね!
って言う。
…なんで?なんでよ。
私なんてこんなレベルだよ。
褒めてもらっては困ります。
いつもいつもそう思ってきた。
*
でも、ふと、考えた。
じゃぁ、なんで、みんな私のことを
最高のママ なんて言ってくれるんだろう。
…きっと、みんなにはできないことを、
やってるからなんだろうな。。
パンパースの箱でドールハウスを作るのもそう、
筆箱の落書きを、時透無一郎に描き変えるのもそう、
リュウソウジャーやキラメイジャーのコスプレ服を作ってあげるのもそう、
上履きに、ポケモンやキラメイジャーの絵を描いてあげるのもそう。
確かに、手先が器用でないとできないようなことが、
私は得意だ。
それから、私には根性がある。
子供たちに抱っこをせがまれたら、
余程の事がない限り、断らないと決めてる。
これはまぁ、
上の子19kg下の子13kgという軽さに助けられている感は大いにあるが、
それでも、絶対に、
「もう大きいんだから歩け」
みたいなことは言わないと決めてる。
抱っこなんて、いつまで求めてくれるか分からないから。
抱っこなんて、いつまでさせてもらえるか分からないから。
それから、あと1つ、私が割と得意なこと。
ちゃんと1人の人として接するようにすること。
元気がなくて一緒に遊べない時は、
「ごめん。お母さんは仕事で少し疲れてしまって元気がないから遊べないんだ。一人で遊べますか?」
「お母さん、今日は絵本読みたい気持ちじゃないから自分で読めますか?ごめんね。」
ここでも嘘はつかないし、正直に謝る。
急いで欲しい時は、
「今やることを先にやらないと、後で遊ぶ時間がなくなりますがいいですか?」
「先程お母さんは忠告しました。これで時間がなくなったのは自己責任です。遊ぶ時間はもうありませんが、何か手伝いますか?」
これは保育の勉強をして良かったなと本当に思う。
そうでなければ、毎日早く早くと怒鳴り散らして終わっていただろうな。
(…とは言え、あんまり酷いと まだ大声出しちゃう時があるので、やっぱり私はしょーもない。)
これも80点…いや70点くらいの出来だけど、
それでも、まぁ、得意な方かもしれない。
そうだ。
遊ぶのも、料理もイマイチだから、
それをフォローするつもりで、
得意なことだけ全力でやってるんだ、私は。
今日も大した料理は作れない。
21時に寝かせようと思ったら、ろくに遊べないだろう。
それなら、せめて、
保育園と学童に行った時、
精一杯の 会いたかったよ を伝えよう。
今日も、抱っこさせてくれ!とこっちから頼み、
2人ともいっぱい抱っこしよう。
…愛してるって伝えよう。。
「お母さんだーいすき♡」
「お母さん抱っこしてー♡」
「お母さん」「お母さん」「お母さん」
こんなにお母さんお母さんと言ってくれる子供たち。
私、最高のお母さんじゃん。
最高に幸せなお母さんじゃん。
これからも、無理せず、
得意なこと、できることだけは、しっかりやっていこうと思う。
そうやって私が楽しそうに過ごしてること、
それが何より、子供たちにも
「自分の人生は、自分で選んで、
自分の幸せは、自分で決めていいんだぜ。」
っていう、
私が一番伝えたいメッセージになるような気がするから。
明日も私は仕事に行く。
帰ったら、
いーっぱい抱っこして、
しょーもないご飯を食べて、
それなりに楽しく過ごしましょう。
最高のママなんかじゃなくていいさ。
私は私なりに、私らしく、自分の人生を生きるよ。
だから、君たちも、君たちなりに、君たちらしく、君たちの人生を生きてくれ!
世界で一番大好きだーっ!!!