ジェンダー平等・多様性に関する広告事例part3
こんにちは。一般社団法人パートナーシップ協会です。
今回は、ジェンダー平等・多様性に関する広告事例part3です。
7割が広告に自分の姿を見出せないと回答。これからの広告に必要なインターセクショナリティに関する調査があり、私達が無意識に見ている広告というのは、私達の意識とミスマッチを起こしており、むしろ「〜な表現に傷ついた」などコンプレックスを刺激したり不快な気持ちにさせてしまうこともある。
参照:https://www.oricon.co.jp/pressrelease/1505441/
《前回までのおさらい》
・行動経済学において誰を見て育つか働くかで、その人の成績が変わるため、広告を始めとするメディアが与える影響力は大きい
・ジェンダーや多様な価値観に配慮した企業が増えている一方でメディアの意識は希薄なこともある。
そんな中、今回は前回に引き続き、ジェンダー平等・多様性に配慮した広告事例をご紹介いたします。
《ジェンダーに配慮した広告》
フコク生命様 広告
特に「ジェンダー」や「多様性」というワードを用いないものの、
ジェンダーに配慮した広告と言える。敢えてそれらのワードを使用しないことで「ハローキティ=女性のもの」という固定概念がないことが当たり前であることを表現しているとも言える。ジェンダー平等や多様性という言葉を使わ図に、自然とこうした広告が増えた時、世の中はジェンダー平等や多様性の社会と言えるのかもしれない。
街中でも広告を発見。赤とハローキティが印象的な中でジェンダーを感じさせない表現に、これからの広告の未来を感じさせる。
LIFULL 様CM
多様性を謳ったCM。フィットネスインストラクターの高齢女性やスウェーデン出身の落語家、子育てをする同性カップルなどを起用している。固定概念に捉われない生き方は、見ればどこか安らかな気持ちになる。