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僕はもう一生自己啓発本を読まない。

「自己啓発本は読むけど、古典は難しそうで手が出ない」——そんな人は多いのではないでしょうか?

確かに自己啓発本はわかりやすく、すぐに実践できるように書かれています。私も20代前半で推定250冊以上の自己啓発本を読んできました。しかし、人生は好転しなかった。むしろ成功ノウハウを学んでいるのに、一向に成功しそうにない。それによってまた自己嫌悪になるという負のスパイラルに陥ったこともあります(本末転倒ですよね😭)。自己啓発本は本当に“本質的”でしょうか?(もちろん中には出会ってよかった!と思える自己啓発本もあります!)

自己啓発本の多くは、「成功するためのノウハウ」や「モチベーションを上げる方法」といった一過性の知識を提供するものです。しかし、それらの多くは単なる行動習慣の指南にとどまり、根本的な問題解決や深い思考の訓練にはつながりにくいのが現実です。一方で、古典は数百年、あるいは数千年にわたって読み継がれ、時代の試練を乗り越えた普遍的な知恵として確立されたものです。

人類は、大昔からさほど変わっていません。悩み、競争し、成功や幸福を求め続けてきました。その証拠に、数千年前に書かれた哲学書や戦略論が、現代社会にも適用できるのです。私たちが生きる世界は変化しても、人間の本質的な行動や思考のパターンは驚くほど変わらないのです。

では、なぜ現代人は古典を学ぶべきなのか?本記事では、自己啓発本と比較しながら、その理由を探ります。



1. 自己啓発本の限界—なぜ「使い捨て」になりやすいのか?

自己啓発本の最大の特徴は、「すぐに読めて、すぐに実践できる」ことです。しかし、それゆえに流行に左右されやすく、短期間で陳腐化しやすいという問題があります。

例えば、数年前に話題になった「朝4時起きで人生が変わる」「引き寄せの法則で願いが叶う」といったメソッドを思い出してください。その時はブームになり、多くの人が実践しましたが、今でも続けている人はどれくらいいるでしょうか?一時的なモチベーションは上がるかもしれませんが、長期的に本質的な変化をもたらすものではないことが多いのです。

また、自己啓発本の多くは読者の感情に訴えることで、一時的なモチベーションを高めることに重点を置いています。しかし、その効果は短期的であり、本質的な思考の変化を促すものではないため、長期的な成長につながりにくいのです。

一方、古典は流行に左右されることなく、異なる時代の人々が繰り返し読み解き、その知見が積み重ねられることで、時代を超えた価値を持ち続けています。人類の経験や知恵が凝縮されており、現代社会の課題にも適用できる深い洞察を提供してくれるのです。


2. 古典が提供する「実践で役立つ知識」

古典は単なる歴史の遺物ではありません。むしろ、仕事、リーダーシップ、思考力など、現代においても役立つ武器を磨くための最良の教材です。以下の例は、それぞれのテーマを学ぶ時に役立つ古典の一部です。

① リーダーシップと組織運営を学ぶ

・孫子『孫子の兵法』(紀元前5世紀):勝つための戦略的思考

・マキャヴェリ『君主論』(1532年):リーダーとしての決断力と統治の技術

・ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(1905年):組織とリーダーシップの関係

現代の企業経営や組織運営にも通じる知識が、古典には豊富に含まれています。リーダーとしての決断力や戦略的視点を学ぶには、これ以上の教材はありません。


② 問題解決と論理的思考を鍛える


・デカルト『方法序説』(1637年):論理的に考え、課題を整理する方法

・カント『純粋理性批判』(1781年):先入観に囚われない批判的思考

・ポパー『科学的発見の論理』(1934年):仮説を立て、検証しながら前進する思考法


日々の仕事や生活の中で直面する課題に対して、冷静かつ論理的に解決策を導き出すための基礎となる知識が詰まっています。


③ 現代社会を読み解く力をつける

・アダム・スミス『国富論』(1776年):経済の基本原則を理解する

・マルクス『資本論』(1867年):資本主義社会の仕組みとその課題

・フーコー『監獄の誕生』(1975年):権力と社会の関係を知る


世界の動きを理解し、合理的な判断を下すためには、こうした古典が不可欠です。現代社会のニュースをより深く理解できるようになるはずです。古典を学んでからの僕が正にそうです。(まだまだ無知なことはたくさんありますが、、😭)

3. 「古典 vs. 自己啓発本」——どちらを選ぶべきか?


・持続性

古典:何世紀にもわたって読み継がれている
vs.
自己啓発本:数年で忘れ去られることが多い


深さ

古典:人間の本質や社会構造を探究し、多角的な視点を提供する
vs.
自己啓発本:目先の問題解決や個人の成功に焦点を当てる


思考力の鍛錬

古典
:批判的思考を促し、応用が利く
vs.
自己啓発本:モチベーションの向上が主目的


実用性

古典:あらゆる分野で普遍的に役立つ
vs.
自己啓発本:その時代の流行に左右される


自己啓発本は「今すぐ役立つノウハウ」ですが、古典は「一生使える知恵」です。本質的な成長を目指すなら、長く使える知識を蓄えるべきではないでしょうか?


4. 古典を学ぶには「時間がかかる」

古典を学ぶことには大きな価値がありますが、決して簡単ではありません。
カントの『純粋理性批判』をじっくり読むには何十時間もかかり、マルクスの『資本論』を読破するだけでも数ヶ月を要するかと思います。
古典は、消化に時間がかかるからこそ、その分だけ深い知識と洞察を得ることができるのです。


5. 「8分で学ぶシリーズ」で、時間と叡智を手に入れる

とはいえ、忙しい現代人にとって、古典をゼロからじっくり読むのはハードルが高いのも事実。

そこで、みなさまに読んでいただきたいのが『8分で学ぶ!』シリーズです。
『8分で学ぶ!』シリーズは、
こんなnoteがたくさんあります👇️

「8分の投資で、数百年の知恵が手に入る。これほど効率的な学びがあるでしょうか?」

自己啓発本では得られない、本質的な知識と洞察。あなたの思考を深め、時代の流れに流されない強さを手に入れるために、今こそ古典を学びましょう。

『8分で学ぶ』シリーズを読んでから、
原典を読むのもオススメです。

あなたが何十時間、あるいは数ヶ月かけて学ぶ知識を、凝縮して届けます。
その時間を、ぜひ有効に使ってください。

もし希望する古典などございましたら、
コメント欄にてお待ちしております。
できる限り、今後のnote制作の参考にさせていただきます。


本記事を最後までお読みいただきまして、
ありがとうございます!
それでは、別の記事でお会いしましょう!🕺(Xもやってるので是非フォローして下さい!もっとはっちゃけてます🏋️笑)

※「8分で学ぶ!」シリーズは、本記事独自のコンテンツとして構築されています。本シリーズのコンセプト、記事内容、および構成はオリジナルの知的財産であり、無断転載や模倣は固くお断りします。
※記事の内容は、最新の研究や古典の文献に基づき、AIも使用したデータ分析と事実検証を行っています。ただし、完全な正確性を保証するものではありません。重要な判断をされる際は、原典をお確かめください。



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