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大丈夫。僕たちには、まだ言葉がある

拙編著『つながる読書 ──10代に推したいこの一冊』(ちくまプリマー新書)に寄稿していただいた、詩人・草野理恵子さんのエッセイをわけあって読み返す。

「どこにでも落ちているいいものはなーんだ?」

ぽろぽろ落涙する。

草野さんの綴る言葉は、詩でもエッセイでも、言葉というものへの信頼を、きっと回復させてくれる。「大丈夫。僕たちには、まだ言葉がある」と思わせてくれる。

小池陽慈編『つながる読書』(ちくまプリマー新書)

『つながる読書』、本当に良い本に仕上がったと、あらためて思う。

全国の中学生高校生に読んでほしい。小学生も高学年ならチャレンジできると思う。難しいところは、今はまだわからなくてもいいから。

大人の方々には、ぜひ本書を身近な10代に紹介していただきたいです。

この本は、絶対に埋もれさせたくない。

絶対に。

ずっとずっと先の未来にまで、手渡していきたい。


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