【特別連載】noteと共に振り返るマイスター合格への道2021 -Ⅷ-
おはようございます、副音声note8日目です。あっという間に8日目、あっという間にクリスマスが来てあっという間に新年を迎えそうですね。
第8回目となる今日は10月17日公開の「才能なんかいらない」を振り返ります。つい最近の事のようでもう2カ月も前の記事です。あっという間ですね。
この回は最後の経営学の試験を迎えた時の話です。この試験を迎えるまでに部屋探しであったり引越しであったり住所変更手続きであったりと案外バタバタとしていましたが、そんな事は言い訳にならないと居を移して以降ラストスパートを掛けました。
この症状はつい先日受けた追試前にも少し現れ、正体がプレッシャーだと判明しましたが、この時は言葉で言い表せていないのでイライラしていたのでしょう。
やらなきゃいけないという気持ちに焦る気持ちが勝っちゃうと混乱して泣きそうになりますよね、それです。夏休み最後の宿題のアレです。
ここまできたら試験前日にひたすら暗唱して、試験当日も早朝2時に起きて暗唱するしかありませんでした。「付け焼刃でも突貫工事でもやる他に仕様が無かった」んですね。その様子を挿絵に描いたものがこちらです。
変な服装!!
半袖半ズボン、長い靴下、長尺の上着、こんなに忠実に再現しなくても良かったんじゃと発表後に気付きました。余談でした(どこかで1度ツッコんでおきたかった)。
ちなみにこの時暗唱していた手書きの44ページのまとめですが、追試の可能性をすっかり忘れていた試験後に捨てていました。めちゃくちゃ後悔しました。
気合が入っています。
「手応えを得られなかった」っていうのが結構精神的ダメージに繋がってました。良い手応えも悪い手応えも無いというのが。
この経営学の試験も4部構成になっていたのですが、幸いな事に1部2部が初日、3部4部は次の日という日程だったので、ダメージ回復の時間が確保出来て助かりました。
落ち着いています。肩に力が入り過ぎるのも良くないですから。
この時は完全にダメでした。前日に「出題方法は応用であると判明」していたとはいえ、思っていた以上に応用力が必要でした。こういう所で付け焼刃や突貫工事のボロが出るんですね。
この第3部こそが追試を受けた部分なんですけど、追試に向けた時の勉強をして筆記に臨んでいたら…というタラレバを考えてしまいます。「本当であれば全てを深く理解しながら試験へ向かう事が理想であったが、そうはいかずに前日まで来てしまった」っていうのが全てですね。力不足!
こうやって書くと聞こえは良いですが、本当にめちゃくちゃな計算をしていたので書きながら破り捨てたくなっていました。
ちなみに試験回はいつも挿絵を2枚挟んできたのですが、2枚目はこちらです。
そうです。1枚目を「暗唱」、2枚目を「暗礁(に乗り上げている)」という題を付けてドヤ顔です。
合格点スレッスレでした。
この時の感情/達成感はやっぱり過去に経験のないものでした。その理由としては、時間的に、また内容的に凝縮されていたからだろうと思います。濃度が高かったんですね。働いていても、3年間の職業訓練時代も達成感って言うのは日常的に転がっていますけど、だいたい時間的に長期スパンで比較的”遊び”があったりするので、こうして短期間で勢いよく走り抜けるっていう経験は本当に先にも後にも数少ない貴重な経験だったなと思います。結果が付いて来たので尚更嬉しいですが、そうでなくとも良い経験になりました。
ここで学生生活は幕を閉じます。翌週から働き始めます。1つの区切りでしたので本編中で読者の皆様へ向けたあいさつをしたためました。長くなるのでここでの引用はしませんが、そのあいさつで書いた事が挑戦を終えた後の最も純度の高い気持ちだったな、と思いますのでもしよかったらまた覗いてみて下さい。
そしてこの回で初めてタイトルを拝借しました。オリジナルタイトルじゃないんですね。本編中でも紹介していますが、志磨遼平(ドレスコーズ)の楽曲「才能なんかいらない」から拝借しています。
過去の記事の中でこんな部分があります。
挑戦中もずっと肩を支えられてきました。
【クリスマスの物語、小説作品特別公開まであと3日】