諦めたら楽になった。そして才能が花開いた話
こんにちは、えみさきです。
私が高校中退、6年間引きこもり、正社員生活もわずか1年半しか持たなかったことを、今では笑って話せます。でも、当時はそんな自分を責めてばかりで、生きているのが辛い毎日でした。
今回は「諦めることで楽になり、才能が花開いた」私の体験談をお話しします。もしあなたが今、自分を責めているなら、少しでも心が軽くなるきっかけになれば嬉しいです。
「なんで私だけ…」のループにハマっていたあの日々
高校中退の理由は些細なことでした。部活での人間関係、勉強への意欲の消失、家族の期待の重圧…。すべてが積み重なって「無理だ」と思った瞬間、学校に行けなくなりました。
「なんで私だけこんな風になったんだろう」
家でずっとそう考えていました。周りの友達は大学に行ったり、楽しそうにアルバイトをしている。私は部屋に引きこもり、SNSを見るたびに自分を嫌いになるだけでした。
そんな状態が6年続いたんです。親に言われてアルバイトを始めたり、正社員として働き始めたこともありました。でもどれも続かず、「自分は社会不適合者なんだ」という思いがますます強くなっていきました。
「諦めた瞬間」のこと
ある日、体力的にも精神的にも限界がきて、会社を辞めました。再び引きこもる日々。夜中にふと、自分の部屋で泣きながら思いました。
「もう無理だ。普通の人みたいに頑張れない」
その瞬間、不思議と心が軽くなったんです。「もう頑張らなくていいんだ」と、自分で自分に許可を出したからかもしれません。
それから私は「普通」にしがみつくのをやめました。社会で求められる「ちゃんとした大人」にはなれない。なら、自分ができることだけをやってみようと思ったんです。
「できること」より「好きなこと」を始めてみた
引きこもり時代、唯一好きだったのが文章を書くことでした。SNSの投稿や、日記のような短い文章を書くと、不思議と心が落ち着いたんです。
「せっかくならブログでも始めてみようかな」
そう思い立ち、無料のブログサービスに登録して、思ったことを書き始めました。最初はただの独り言。でも、数カ月続けているうちに、コメントをくれる人が増えました。
「すごく共感しました」「私も似た経験があります」
そういった言葉をもらえるたびに、「私にも誰かの役に立てることがあるんだ」と思えるようになりました。
諦めたことで得られた「私らしさ」
自分の中で、「諦める」という行動が全ての始まりだったんです。
・普通のレールに乗ることを諦めた
・完璧になろうとするのを諦めた
・「できること」にこだわるのを諦めた
その代わりに、「好きなこと」「続けられること」を選びました。それが私の場合、文章を書くことだったのです。
ブログで発信を続けるうちに、記事が読まれるようになり、少しずつ収益も得られるようになりました。気づけば、それが私の仕事になっていたんです。
あなたに伝えたいこと
「諦める」という言葉には、どこかネガティブな響きがありますよね。でも、本当に大切なのは「何を諦め、何を残すか」を選ぶことだと私は思います。
・無理な理想を諦めたら、肩の力が抜ける
・「できない」を認めたら、「できること」が見つかる
・好きなことを続けると、才能が花開く
これが、私が体験して得たシンプルな真実です。
まとめ:諦めることで人生が動き出す
あの日、「もう無理」と諦めたことで、私は新しい人生を見つけることができました。諦めたのは、「普通であること」「完璧であること」への執着。そして手に入れたのは、自分らしい生き方と、文章を書くという私の才能でした。
もし今、あなたが「もう無理」と思っているなら、それは終わりではなく、新しい自分への扉が開く合図かもしれません。諦めることで、あなたの才能が花開く瞬間が必ずやってきます。