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noteに投稿しているシナリオ等作品の紹介

 ここでは私がnoteに投稿している作品をまとめます。

 これらの作品はポートフォリオとしての意味合いもあるため、基本的にエンタメ作品として成立させやすいジャンルを選び、王道パターンを多く入れるようにしています。全体の作品傾向としては、世界観やテクニカルな部分よりも、登場人物の関係性と複雑な心情を重視して書いています。ご依頼の場合はこれ以外のジャンルや形式にも対応致しますので、参考程度にお考えいただければ幸いです。

 なお一般読者の方にも読みやすいよう配慮してありますので、たまたまここに辿り着いた方にもぜひ読んでいただきたいです。


1、【note創作大賞2024中間選考通過作品】リライト版『魔女の遺伝子』

 『魔女の遺伝子』はnoteに登録した当初に執筆して行き詰まった作品を書き直したもので、構想は数年前からあり、ここに移る前に書き出しだけ他所に投稿していました(こちらはnoteに移行する際、アカウントごと削除しました)。ジャンルはいわゆる異能力バトルもので、古典的な超能力の形でスタートさせていますが、最初の章を書ききったら『ジョジョの奇妙な冒険』や『ゾンビ屋れい子』のような能力の実体化にシフトするかもしれません。

(2024年11月18日追記:余計な先入観を無くすため、作品の意図に関わる部分を削除しました)

 なお基本的に主人公のリサを中心に物語は進みますが、敵方も含めできるだけ一人一人に「譲れない事情」を持たせるつもりです。

(2024年10月27日追記:創作大賞2024の最終選考に落ちましたが、このまま出版各社に企画と漫画原作用の原稿を持ち込む予定なので、こちらは引き続き第三話で止めておきます。それに伴い、リライト前のものもそこより先の話を削除しました)


2、『あなたの知らない永遠』【完結済み作品】

 『あなたの知らない永遠』は、創作大賞2024に合わせて、過去に構想だけ練ってお蔵入りさせていた作品を引っ張り出して書き始めたものです。なお『魔女の遺伝子』で比喩とはいえ「魔女」という単語を使ったので、本作に登場するそれの呼称は「魔法使い」にしています。

 さて、本作はよくある不老不死に関連した物語ですが、このての物語には大きく分けて二つのパターンがあるように感じます。一つは「不老不死をめぐって人間があがくパターン」で、もう一つは「不死者が死ねないことによって苦しむパターン」です。本作は後者の亜種で、人を不老不死にする魔法によって仲の良い三人娘の関係が崩壊したことが物語の発端となっています。(この仲違いについては第一話で大まかな経緯だけ語られますが、機会があれば本作の前日譚として、昼ドラのようなドロドロしたテイストで描きたいと思っています)

 読んでもらえばわかることですが、本作のテーマは「大切な人と一緒に歳をとることの意義」と「関係の修復」です。読者のみなさまにはぜひ、主要人物であるステラ、サラ、ジェシカの心境や関係性の変化に注目していただきたいです。

追記:創作大賞2024の募集要項の見落としによりエントリー自体できていませんでした(^^;


3、『Untitled Fantasy(仮題)』

 『Untitled Fantasy(仮題)』はゲーム、漫画等のファンタジー系のシナリオを想定して作成したポートフォリオの一つで、それに合わせて台本形式で書いています。ただし一般の方でも楽しめるように、「モノローグを『人物名+M』で表記する」等のルールには沿わず、誰でも状況がわかるような表記を採用しています。なお、あくまでポートフォリオの一つとして書いたためタイトルを考えておらず、便宜上「Untitled Fantasy(題名のないファンタジー)」としました。

 このような事情から、設定や展開は過去に多くの作品で用いられてきた王道パターンを詰め込んだものになっています。本作に詰め込んだ王道パターンには、「女性側が上の格差恋愛」「主人公は孤児だが実は特別な血統」「三角関係」「鈍感な主人公」「主人公を補う相棒」「国王に取り入る佞臣」「老いた剣の師匠」「歌で味方を鼓舞する能力」などがあります。他にもよくあるセリフやベタ展開を意図的に入れるなど、読者が適度な既視感を覚えるような方向で調整しています。

 とはいえ本作は王道を詰め込んだだけのやっつけ仕事の作品ではなく、他の作品同様、読み手に刺さるような感情のもつれや人間的な成長を描く意識で書いています。特に主人公とヒロインが人として成長しながら不器用に仲を深めていく展開に注目していただきたいです。

 なんとなく、この作品が結果的に一番良い仕上がりになりそうな気がします。


4、『素晴らしい「ミライ」』プロット

 こちらは掌編、短編、10分程度の短いドラマを想定して作成したプロットです。童話形式も可能な内容ですが、子どもにはちょっとわかりにくい話でもあります。

 本作の「ミライ」は地名ですが、もちろん「未来」のメタファーです。詳しくは以下の記事にまとめてあるので、そちらをお読みいただければと思います。



5、『水戸黄門幻魔討伐記』漫画原作台本

最近Days Neoに投稿するようになったのですが、投稿日の記録としてnoteにも公開可能な本文のみ公開することにしました。本作はそのうちの一つです。内容はタイトルのまんま「水戸黄門が幻魔を討伐する話」になっています。

本作は最初から「悪党の暴力をより強力な暴力でねじ伏せる低IQ&ハイエナジーな話」として組み立てたので、他の作品で描いている登場人物の葛藤などの繊細な要素は排除してあります。本作は「こういう話も書けますよ」という証明の意味もありますね。それから「読切にも連載第一話にもなる尺と内容で話をまとめる能力」があることの証明でもあります。


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