noteのアクセス数を自己分析したらいろいろな気付きがあった話
個人的な興味関心ごとをデータで可視化する当ブログ。
note開設から2年経ったので、振り返りも兼ねて、アクセス状況を自己分析しました。
ビュー数やスキ数を時系列にとらえることで、数字だけでは見えてこない傾向が少し見えてきました。
げん@データ可視化のビュー・スキ数の推移
まずはダッシュボード>アクセス状況から取得できるビュー数とスキ数の累計を時系列グラフにしました。
【ポイント①】
まず、初投稿から半年はほぼ見られていないことがわかります。
初投稿は週刊少年ジャンプの興味関心を分析した記事でしたが、これが全く読まれず(苦笑)
文章を書く難しさを実感し、以降しばらくはnoteに力を入れていませんでした。
【ポイント②】
潮目が変わったのが、開設から半年経った2023年2月。
「X(当時はツイッター)の膨大なデータを分析して日本人の晩御飯事情を探る」という記事がnote「今日の注目記事」に選ばれました。
私のやる気スイッチもここで入った記憶があります。
それから月1〜2回投稿のペースでnoteを書き始め、ビュー数、スキ数ともに少しずつもらえるようになってきました。
【ポイント③】
2023年12月頃からビュー数だけが増えていっています。
調べたところ、2023年11月に書いたキャンプブームに関する分析記事が毎月1,000ビューくらい読まれ続けていることがわかりました。
不思議なのが、この記事のスキ数は現在52件とそこまで高くないのですよね。にもかかわらずビュー数は(私のnoteの中では)非常に高く推移しています。
おそらくこの記事の読者の大半は、noteユーザではなくnoteの外の世界からきた人と推測します。Google検索なのかSNSなのかどこかのウェブサイトなのかはわかりませんが、この記事につながる「見えない通り道」があるのでしょう。
ここにインターネットの面白さを感じます。
記事の賞味期限はいつなのか?
ここでふと思いました。
過去の記事はいつまで読んでもらえるんだろうか。
そこで、私のnoteの中でもビュー数が多い記事を7件ピックアップし、投稿日から10か月後までの閲覧状況の変化を調べてみました。
すると、「話題性は高いが長くは読まれない記事」「話題性は低いが長く読まれ続ける記事」という特徴的な2つの波形にわかれることがわかりました。
もう少し深堀りするため、過去の全記事(37件)について、「話題性」と「長く読まれるかどうか」という観点で四象限マトリクスで分類しました。
私がいままで書いた中では、話題性が高く、かつ長く読まれ続けるような記事は残念ながらまだなさそうです。
また、私のnoteは、ごく一部の記事を除き、投稿から1ヶ月程度でほぼ読まれなくなっていることもわかりました。
1日に4万件もの記事が投稿されるといわれるnoteの世界。長く読まれ続ける記事を書くのは本当に難しいと改めて実感します。
まとめ
アクセス数も数字を眺めるだけでなく、可視化すると新たな発見があって面白いですよね。
とはいえ、あまり数字を気にしすぎると書きたいものから離れていってしまいそう・・・。数字はときどき振り返るくらいがちょうどいいのかもしれません。
ちなみに先日、夜な夜なリビングでnote執筆していたら、突然起きてきた妻に「なに深夜にパソコン見てニヤニヤしてるの?」と言われました。
何か大きな勘違いをされた気もしますが、気にせずに(気にしろよ)これからも自分が楽しいと思えるものを書いていきたいと思います。
Xでもオープンデータを使った興味関心事の分析・可視化をしています。