三春大神宮祭礼1日目④地元の人びとのおもてなしを受けながら、中町宮神輿、小若神輿が字内一周
三春大神宮祭礼1日目④では、18時からおこなわれた中町宮神輿、小若神輿の字内一周をご紹介します。
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紅白幕に御神燈の提灯が吊るされた中町の一角、中町の神輿が待機していました。1日目の夜はとても寒かった。神輿を担ぐ皆さんも大変だったのではないでしょうか(担いでる間は寒さを感じないかも?)
こちらは小若の皆さんが担ぐ小若神輿。こういう幼い頃から「家族でお祭りに参加するのが当たり前」で育った子どもたちが、伝統を引き継いでいくのでしょう(と推測)
こちらは本領発揮の2日目に備え、中町公民館の倉庫で待機する華やかな中町の山車。1、2週間ほど前から夜になると祭囃子を練習する音色が聴こえてきて、お祭り気分を盛り上げてくれました。あの音色を耳にして、「そろそろ祭りか…」と思った地元の方も多かったのではないでしょうか。
2つの神輿は中町の一角からヨークベニマルの手前あたりまで巡行し、折り返して馬場方面へ向かいました。
町内の方がお酒を差し入れてくれました。お札代(?)やお酒などをふるまってくれた家やお店の前では、商売繁盛などを祝い、一本締めで祝福。
中町の小若の男の子。この子たちが将来祭りの担い手になるのかもしれません。
中町を練り歩く宮神輿。
見慣れた街並みを神輿が練り歩く不思議な光景。
なかまち蔵の宮神輿。ステキな取り合わせ。
昔の本陣前で神輿を見守る地元の方(この建物もステキ)
ここでも一本絞めがおこなわれました。
桜川を渡り、三春寫眞館前へ。ここでしばし休憩。
子ども神輿も到着。
わたしも地元の女性としばし歓談。2日目はもっと賑やかだったと伺いました。
一休みした後、トラックに乗せられて運ばれる宮神輿。
わたしは残念ながら帰宅の時間になってしまいましたが、神輿はこの後、馬場の坂を上がり、三ツ美屋旅館を経てやわらぎの湯まで練り歩いたそう。
帰路に撮影した秋祭り1日目の三春大神宮参道。提灯に彩られた街並み。
三春大神宮大鳥居。提灯がともされ、出店も数軒出ていました。
以前も書きましたが、三春大神宮の祭りは、地元の皆さんが純粋に「おらげの祭り」として楽しんでいるところがすごくいい感じです。純粋に「地元のためのお祭り」といいますか。
1日目午前中の神事で出会ったおじいさんが「神事(かみごと)は継続することがたいせつ。神事をおろそかにする地域は衰退していく」とおっしゃっていました。
たしかに祭りには地域を一つにする力があるように思います。祭りが途絶えてしまう→住民の結びつきが薄くなる→地域の衰退へとつながる。そんな感じがしました。後日アップしますが、2日目に大活躍した長獅子には、「祭りのために三春に戻ってきた」という方もいらっしゃいました(二本松や白河の提灯祭りでもよくうかがうかも)
三春大神宮祭礼2日目①へと続きます。