- 運営しているクリエイター
#仕事について話そう
御社の「業務プロセス改善」はなぜ頓挫したのか?~第6回 トップの言動が組織文化を左右する~
第5回の記事では、組織文化とその重要性について触れてきました。
今回は、その中でも、トップの言動と組織文化の関係について改めて紹介していきたいと思います。
トップの言動が“因”、組織文化が“果”として、因果関係について客観的に知ることで自社の組織文化を振り返っていただけると幸甚です。
組織文化に影響を与えるトップの言動とは何か「トップの言動が組織文化の影響を与える」と言われれば、その通りだ!とな
御社の「業務プロセス改善」はなぜ頓挫したのか?~第5回 業務プロセス改善における組織文化の重要性~
第1回の記事の中で、業務プロセス改善は業務改革であると書きました。複数の部門が絡む業務改革を遂行する際には、企業が持つ組織文化がその成否のカギを握っているといっても過言ではありません。今回は、それが一体どういうことなのかを紐解いていきたいと思います。
そもそも組織文化とは何か組織文化という言葉を調べれば、
などと書かれているが、この組織文化のタイプは4つあります。
「従業員は家族の一員である
御社の「業務プロセス改善」はなぜ頓挫したのか?~第4回 納得できる業務プロセス改善の進め方③~成功事例に学ぶ~
これまでの連載では、失敗事例に触れることが多くありましたが、今回は、業務プロセス改善の成功事例を1つ紹介します。そして、成功に繋がったポイントや苦労したポイントを明確にして、参考にしていただければありがたいです。
得意先に技術情報を開示するこれは、従業員10名の、プレス機などを囲う防音設備を製作するメーカーA社の事例です。
A社の主な得意先は、防音設備の受注と設計を行う企業X社であり、X社はエ
御社の「業務プロセス改善」はなぜ頓挫したのか?~第3回 納得できる業務プロセス改善の進め方②~ECRS(イクルス)の原則~
業務プロセス改善に限らない話ですが、やはりセオリーというものがあります。セオリーとは、過去の先人たちが失敗から得てきた教訓であり、活かさない手はありません。今回はその中の一つであるECRS(イクルス)の原則を紹介します。
ECRS(イクルス)の原則とはECRSは、
Eliminate:排除する
Combine:結合する
Rearrange:入れ替える
Simplify:単純化する
の頭
御社の「業務プロセス改善」はなぜ頓挫したのか?~第2回 納得できる業務プロセス改善の進め方①~やってしまいがちな失敗~
業務プロセス改善に限らず、世の中に出回る話の大半は成功例です。
しかし、成功例の陰にはたくさんの失敗が潜んでいるのです。
今回は、著者自身が見てきた、プロジェクトが頓挫する“共通する失敗のポイント”を反面教師として紹介しようと思います。
問題①:「見える化」しない「今は何が問題なんですか?」
「なぜ、業務プロセス改善が必要なんですか?」
業務プロセス改善に取り組もうとしている企業に対して、この
御社の「業務プロセス改善」がなぜ頓挫したのか~第1回 業務プロセス改善を取り巻く環境~
「業務改善/業務改革の成功事例を教えてください」
弊社の仕事柄、このような質問をよく受けます。
しかし、その質問に答えて事例を紹介したとしても、多くの場合は
「その会社と私たちの会社は違いますから」
という言い訳で終わってしまうことが多く、実際にも成功事例の会社と質問をした会社は違うことはその通りなので、冒頭の質問は愚問だと言えます。
ただ、他社の成功事例や失敗事例からは学ぶべきことがあり