ゲルと生命の謎⑨ 〜刺激応答性ゲルとエントロピー〜
割引あり
「ゲルと生命の謎」連載は終了しましたが、今回は本編の補足をお話します。
連載の中でも刺激応答性ゲルについて取り上げましたが、今回はその時の内容を補強するものです。
各記事単独でも分かるように書いているつもりなので、これまでの連載を読まれていなくても大丈夫です。
刺激応答性ゲルというのは、私が研究している温度応答性ゲルのように、何らかの外部刺激で色や大きさなどが変わるゲルです(電気、光、pH、溶媒組成)など。
では、刺激応答性ゲルが脳の記憶と何の関係があるのか?
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