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僕のシャンパングラスは逃げる

「自分へのご褒美」

これをする人の意図が本当に理解できなかった。
「それって意味ある?」
失礼ながらそんな事さえ思ってました。

今回は「自分へのご褒美」に関して考えた事を書いてみます。


「自分へのご褒美」は最重要課題の一つ

最近僕は、自分の中で二つの発見をしました。それは以下です。

・「人の役に立たないと自分には価値がない」という思い込みを抱えている
・ベースの自己肯定感が低い

その詳細を書いたnoteはこちら

「人の役に立たないと」という思い込みから、自分へのご褒美(自分だけに向けた活動)に意味を感じていなかったんだと思います。

しかし、「ベースの自己肯定感」が低いからこそ、「存在するだけで価値がある」と解釈し、何も達成しなくても「自分へのご褒美」をする事は僕にとって最重要課題の一つだと思うのです。

自分の心を満たせない

まず自分の心を満たす。すると自分が心が満ち足りているので、自然と周りの心も満たしていく。
その心を満たす順番の例えに、「シャンパンタワー」がよく使われます。
一番上のシャンパングラスが自分の心で、その下のグラスが周りの人の心。

上から順に満たされるシャンパンタワー


僕の場合、一番上のシャンパングラスが逃げます。
(まず自分の心を満たすという事ができない)

まず自分のグラスを満たして周りの人のグラスを満たすはずが、「人の役に立たないといけない」という思い込みから、自分のシャンパングラスは逃げていき、先に周りの人のグラスに注ごうとする。でも自分のグラスが満たされていないので自分のグラスを追いかけたり。

結果は悲惨です。

  1. 自分や周りのグラスは中途半端にしか注がれていない
    (自分も他人も中途半端にしか満たせない)

  2. シャンパンは床に飛び散ってる
    (労力が無駄になっている)

Oh my god…

そこで必要なのは、「自分へのご褒美」なのでは?と考えました。

自分だけのご褒美の時間

「周りに人がいる環境で、自分を満たす」
これが僕にとって本当に難しい。どうしても「人の役に立たないと…」が先行してしまいます。

だったら、「自分だけのご褒美の時間」をとったら?
そしたらまず自分が満たせるのではないか。
(趣味を楽しむ、リラックスする、美味しいものを食べるなど)

シャンパングラスで例えるなら、「自分のシャンパングラスをしっかり捕まえて、シャンパンを満たす」

そして満たされたシャンパングラスをタワーの一番上に置く。

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するとどうなるか。

自分のシャンパングラスが満たされているので、重みでシャンパンは逃げない。
(「周りの人の役に立たないと!」が無理に出てこない)

自分のシャンパンを追う必要がないので、周りの人のシャンパングラスにも上手く注がれる。
(無理なく相手に価値提供をしやすくなる)

It's amazing…

無理なく自分へのご褒美をする為に

僕のように「人の役に立たないと…」という思い込みが強い人は、「自分へのご褒美」に抵抗があると思います。

「こんなことしていいのだろうか」「自分だけ得をしていいのだろうか」

僕は「自分へのご褒美が、結果人の為になるよ」と解釈を変えてやってます。

すこし歪んだ動機かもしれないですが、まずはそこからスタートするのもアリなんじゃないですかね。

まとめ

自分を満たせていないと、人に過度に甘えてしまったり、迷惑をかけたり。

本当に辛いときはそれでもいいのかもしれないです。
でも普段から無条件に何も達成していなくても「自分へのご褒美」をやっておくことで自分も、周りも満たせる人生作りがしやすくなるのかもしれません。

そういう意味で、

「自分へのご褒美」は最重要課題の一つ

なのかもしれませんね。

それではまた。


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