細部に現れる美意識
~手のケアで分かる美意識~
いかにも多くの水分を蓄えているかのような瑞々しいしっとりとした手。
それは全ての美意識を語っています。
体の細部にまで気を配る。
どことなくゆとりを感じさせられる上品さ。
ワンランク上の上質感を纏う女性(ひと)。
~潤いある手を~
手を見れば美意識の高さが分かります。
お仕事や生活環境で手を酷使されたり、荒れてしまう方もいらっしゃるかと思います。
また、なかなか手までケアが及ばない方。
手のケアが不十分な方がいらしたら、
せめて就寝前に水分とクリームを手に与えてあげてください。
数十秒で行えます。
私も簡単なマッサージを含めても1分もかかりません。
顔の手入れと共に取り入れてみてください。
出来れば手袋をして休むと効果を実感していただけることでしょう。
全く行わないより、一日一回でも手を労る習慣があれば応えてくれます。
この継続がいつか潤いある手として実ることでしょう。
そして外出時は手袋をして手を外気に触れさせないことです。
日差しの強い日や、風が冷たい日は特に乾燥させないことが大切です。
日差しが強い日は日焼け止めクリームをこまめに塗り直し、手袋をして日差しからの乾燥を防ぎます。
そして寒い季節には外出前や外出時に手袋をはめ直す時に、ハンドクリームにプラス、水分を与えてみてください。
ハンドクリームを携帯されている方は多いかと思いますが、プラス化粧水を入れた小さいスプレーも携帯して、水分を与えてからクリームを塗ってみてください。
この一手間が更に潤いを高めてくれます。
水分、クリーム、日焼け止めクリームを塗る時は、小さい円を描くように刷り込むように塗ると肌に馴染むのを感じます。
外出時に手袋をすることが紳士淑女の嗜みだった時代があります。
イギリスのヴィクトリア朝、今からおよそ約100年前です。
手袋をしまう箱もあったそうです。
そこから手に対して大切にされ神聖さえ感じさせられると共に、紳士淑女の美意識の高さが伺えます。
今は季節毎にファッション性が豊かなおしゃれな手袋があります。
手のケアの役割りと共に紳士淑女のように手袋をすることを嗜みとし、外した手袋から現れるワンランク上の上質な素肌から、優雅な気分をぜひ味わってみてください。
~美は一日にして成らず~