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自分のため

私は、クリエイターでいたい。

物語を書いたり、デザインしたり、ものをつくったりしていたい。

そして、クリエイターでいることによって、生きていきたいと思っている。

こういうこと、これまでは言えなかったけど。

言えなかったから、できなかったんだな。

これからは、何でも隠さず、言っていくことが大事なのかもしれない。

昨夜たまたま見たYouTubeで、「人のため」と漢字で書くと「偽」になると言っていて。

ずっと、喉元に引っ掛かってた疑問が、ようやく取れたような気がした。

そうだった、人を変えようと思ってもうまく行かないのが、この世界の道理なのだから。

人のために何かしようと思っても、知らずしらず「この人によく見られたい」といった、打算のようなものが働いてしまって。

ニセの善意にしかならないのが、この世界の道理なのかもしれない。

…こんなふうに書いてしまうと「お前は利他の精神を否定するのか?」って怒られそうだけど、そうじゃなくて。

私たち一人ひとりがつくり出しているそれぞれの世界は、それぞれのこころが映し出すホログラムのようなもので。

ホログラムに対して、直接働きかけようとしても、うまく行かない。

だから方向違いに思えるかもしれないけど、人のために何かしたいと思うのならば、まずは自分を満たさなきゃいけないんじゃないかな。

「人を変えるためには、まずは自分が変わりなさい」って、よくある教えと同じ理屈。

自分が満たされてはじめて、自分の世界が満たされ、自分の世界に登場してくる他者も満たされるってこと。

だからやみくもに、「人の役に立つ」ことを目指すのではなく。

私は、私のために書くでいいし、つくるでいいんだと思う。

自分の欲求に従ってやりたいことをやることが、同時に、人にもいい影響を与えられると信じられてさえいればいい。

もちろんこれは考えかたの問題だから、あくまで「利他が大事」って人は、自分を信じてもらってぜんぜん構わないのだけれど…。

私はこの考えかたがとても腑に落ちたので、以後、これを採用していこうと思う。

自分勝手と思われたって、別にいいや。

気にしない。

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