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習慣を見直す

これまでもずっと、感じてはいたのだけれど。

私どうも、何もしてない時間が、とても居心地が悪いんです。

この傾向は、子供のころにできてしまった「常に建設的でなければいけない」という、よくありがちな思い込みとガッチリつながっていて。

会社員時代は、休みが取れない原因でもありました。

当時、上司から「夏休みをいつ取るか決めて」などと言われると、途方に暮れてしまったものです。

そもそも私は活動的なほうではなく、休みを取ったとしても、特別したいことがあるわけでもなかったし。

とにかく絵に書いたようなワーカホリックだったから、頭の中を、常に仕事のことでいっぱいにしておきたかった。

そうでもしなければ、気を許したそばからイヤぁな記憶にさいなまれ、どこまでも気分が落ちていってしまうから。

いま振り返るとこれは、生まれて間もなく負ったトラウマをはじめ、メンタル面で多大なる問題を抱えていたせいなのは明らかだけれど。

当時の私にしてみれば、休みを取って気分が落ちるくらいなら、仕事をしていたいというのが紛れもない本心でした。

それくらい、止めどなく落ち続けてゆく気分の悪さは、私に壊滅的なダメージをもたらしていたわけです。

残念なことに、当時の恐怖心がきっと、いまだ生々しく私の中に残っているのでしょう。

だからいまも、何もしていないと落ち着かないんだと思います。

でも、いまはカウンセリングのおかげで、メンタルもだいぶ改善し。

たとえ落ち込んでも、自分で自分をコントロールして、浮かび上がって来られるようになっているので。

もはや、何もしていなくても、恐がる必要なんてないはずなのですよ。

ただ、頭で理解しているだけでは、恐怖心が生まれてしまう回路を無効にすることはできなくて。

意識的に自分から何もしない時間をつくり、「ほらね、イヤなことなんて起こらないでしょ」と、自分で自分に証明してあげる必要があるんです。

それを繰り返すことによって、徐々に回路が弱まってゆくわけ。

昨日も書いたけれど、メンタル改善ってそういう、泥臭ぁいものなんですよ。

言い換えれば、自分の慣れ親しんできた習慣を、ちょっとずつ上書きしてゆく作業と言ってもいいかもしれません。

そう、「人間は習慣の生き物である」っていうのは、本当なんですよ。

ものごとの、とらえ方を決定づけるのは習慣。

行動を選択する際に、基準となるのも習慣なら…。

自分の口から出る言葉を左右するのも、習慣__。

だから何も考えずに続けている習慣の中で、結果的に自分を傷付けることになっているものがないか、よくよく検証してみることをオススメします。

苦しい裏には往々にして、自分によくない影響を及ぼしている、習慣があったりしますから。

ホームページをつくったので、ぜひ、見てみてください。

naotadano.com

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ではみなさん、よい一日をお過ごしください。

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