短歌7

見えていた景色は同じ ぼくたちは漕いでいたのだ ゆれるブランコ

ガラスに映る自分 立ち止まり 笑顔が歪でないかたしかめる

人いきれ 生産ライン あとはただ乗り込むだけで運ばれてゆく

終点と結びつかないカーニバル 日々は祭か夢の終わりか

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