年始の美味しいもの
こんにちは。
前回は「年末の美味しいもの」として
クリスマスのことを書きました。
早いものでもう1月も下旬。
今回は年始の美味しいものとして
ガレット・デ・ロワを作った話です。
お正月は美味しいものがありましたが
急遽おもてなしする側になったから
写真を撮る余裕がなかったわ。
お正月用の食器もなかったので
季節の行事にあわせたテーブルウェアを
揃えていきたいです。
1. エピファニー
イエス様が生まれたクリスマスから
12日後、3賢者がお祝いに来たことが
由来だそうです。
ガレット・デ・ロワ。
今年は1月7日に焼きました。
こちらの冷凍パイシートに
バター、砂糖、卵、アーモンドプードルを
混ぜたクリームを絞り出します。
ガレット・デ・ロワには
フェーヴと呼ばれる
小さな陶器製の人形やおもちゃを
入れて焼きます。
去年はうっかり食べても大丈夫なように
クルミを使ったのだけれど
今年は陶器を入れたいです。
唯一家にあった、未使用の陶磁器。
瑠璃色の豆皿(たぶん磁器)。
入れます。
存在感すごい。
ペーストの中へ…
何とか隠れました。
パイ生地をかぶせ、空気穴を開けてから…
ひっくり返して模様をつけましょう。
フェーヴのところにはハート印、
全体はクマ柄にしようとしたら…
上になる生地に型で模様をつけてから
かぶせるべきだったわ。
前回のブッシュ・ド・ノエルも
クマを飾った瞬間いやな予感した。
メシマズはどこで失敗するか
自分でも予想がつかないから
ブログに書きたい時は
各工程での撮影が必須なの。
クッキー型からナイフに持ち替えて
やり直します。
ふぅ。これで何とか。
しかし
焦がしちゃった(泣)!!
ゆっくりじっくり焼いていたのに
あまり焼き色がつかなくて
最後にオーブンの上段に入れたら
こんなことに。
もうクマも月桂樹もわからないけれど
フェーヴの位置を示すハートは
何とかわかるわ。切り分けられる。
2. フェーヴのゆくえ
ゆすらが切り分けた後
一番年少者であるゼタ(是太郎。息子)に
取り分けてもらいます。
アラ。
ゆすらのところに♡の部分がきちゃった。
ゼタが♡をゆすらにくれたのだと思います。
毎年ゼタが王様だからたまにはいいか…
ところが。
ハートの下にフェーヴはなかった!
この日フェーヴは誰にも当たらなかったわ。
印をつける前に90度回転しちゃったみたい。
奇跡的にフェーヴを避けて切れていて
この写真の奥側のガレットの断面に
うっすらと瑠璃色のフェーヴが見える。
写真だと中はしっとりして見える。
実際はアーモンドプードルがふわふわで
柔らかいパンのよう。美味しかったけれど
来年はもっとしっとり目でもいいな。
おしまい。
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