パリ・オペラ座の日々1993~1994:2月23日 ルーブル、パリ・オペラ座「ニジンスキー」⑧
2月23日
午前、午後とずっと荷物の整理に追われる。午前中にペリカンは引き取ってもらい発送完了。夕方からルーブルへ出掛けたが、メガネを忘れてしまい一度引き返す。実家から依頼された石膏像の購入は、売店で話したところまずは見積もりを…とのことになり金曜日まで回答待ち。美術館でミケランジェロなどざざっと軽く見た。
レストラマで食事して、急いでオペラ座へ移動。しかし遅れ気味で慌てていて開演に間に合わず、(G)だけペトルーシュカを締め出されてしまいロビーでうろうろ。アントル・アクトでお茶してから深夜帰宅。そのあとまた荷物が心配になって更に整理。
水 33F
ルーブル 20F
レストラマ 70F
カフェ 40F
帰国便に搭乗するのが26日ですから、もうほんとうに最後の日々。アパートを引き払う準備に追われてます。ほぼ一年間生活していたので、荷物の整理と梱包で四苦八苦してます。最後の何日間かの日記は、荷物の心配ばっかり書いてあります(笑) ペリカンと郵便局(PTT)と手荷物を、どうやって重量配分するかすごく悩みました。
午後は、実家の父から依頼されていた石膏像を、ルーブル美術館附属の石膏像業者に製作依頼して、日本へ送ってもらう手配をしました。
ルーブル美術館内にある売店のスタッフが、かなりマニアックな注文にも関わらず根気強く丁寧に対応してくれました。パリ市内の個人商店なんかだと、フランス語が流暢でないと冷たくされるケースが多々ありますが、こういったメジャー観光スポットのスタッフさんは、こちらの意図をちゃんと理解しようと努力してくれます。
(これは2月7日に訪れた、シャイヨ宮の地下にある「ムラージュ複製工房」の入り口で。右手に事務所があって、さらにその奥が工房になっていました。後ろには、出荷待ちと思われる2m以上の大きな石膏像がずらりと並んでいます。)
その後は、またルーブルを少し眺めて…。1月になってから本格的にルーブルに通い始めたので、だんだんその広大さが分かってきて、こんなことならもっと早い時期からコツコツ周るべきだったなと後悔したり。
オペラ座での「ニジンスキー」プログラムは8回目(笑)
この日もオーケストラ席なので一番良いチケットなのに、あろうことかペトルーシュカの開演前に締め出されるという大失態😢 ルーブルで手間取っていて時間に間に合わなかったのかな…。アホです。。
ティル・オイレン・シュピーゲルでのカーテン・コール 衣装の色味がすごく美しい。
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