ガラパゴスから抜け出そう。ノバルティスファーマ×GCストーリー共催!【越境コミュニティ|ソトシルPrj Vol.9】
こんにちは!編集部のみさきちです。
今回は、社外交流会「ソトシルプロジェクト vol.9 ノバルティスファーマ×GC編」のレポをお届けします。
お相手は外資系ヘルスケアカンパニーのノバルティスファーマさん。
MRと呼ばれる医薬情報担当者が社員の多くを占めます。
MR(医薬情報担当者)
医薬品の適正使用のため医療従事者を訪問することなどにより、医薬品の品質、有効性、安全性などに関する情報の提供、収集、伝達を主な業務として行う者のことを指す。(出典)
建設業界のGCストーリーと、医療業界のノバルティスファーマさん。
仕事の上ではお互い意識することの少ない業界ですが、「個人の大切にしていることを知る」というテーマで交流をしてきました。
イベント内容
【第一部】自分を知り相手を知る
トークテーマ①最近モヤモヤした出来事は?
トークテーマ②「モヤモヤがなくなったら」を考えてみる
【第二部】未来で大事にしたいことを考える
ウィッシュリストの作成
▼今回のグランドルール
前半は、ポストイットを使用し「モヤモヤ」を言語化する時間でした。
「最近モヤモヤした出来事は?」という1つめのトークテーマでは、
グランドルールの存在と、初めて会う相手だからこそ素直な「モヤモヤ」が出てきました。
・会議で自分の意見をうまく伝えられない
・結婚を目前にこれからの働き方に悩んでいる
・先輩の何気ない発言にずっとモヤモヤしている
シェアの時間には、そのモヤモヤの背景にある相手の歩んできたキャリア、また普段どんな環境でどんな仕事をしているのかについて質問し合いつつ、それぞれのモヤモヤを共有しました。
社員の多数を新卒採用が占め、20,30代の社員が中心のGCストーリーの価値観では、
中途採用が多いノバルティスファーマさんの社風や、チーム構成が自分以外40代といった環境に驚く社員もいました。
また、
「GCストーリーさんって"自己開示"とか"内省"とかキーワードとしてよく出てきますよね」という言葉から、ノバルティスファーマさんも他社の文化に触れ面白さを感じていたのではないかと思います。
2つ目のトークテーマでは、「そのモヤモヤがなくなったらどんな状態になるか?」をテーマに話しました。
モヤモヤがなくなった想像から、自分の「理想」や「実は期待している事」が浮かび上がりました。
「モヤモヤがなくなったら自分の進み方がハッキリ分かる。わたしは、中途半端な状態でなく自分で物事を決めていくことが理想なんだ。」
「本当はまず先輩に認めてもらいたかったのかも。」
アイスブレイク後からお酒を交えていたおかげで、初めて会ったとは思えないほど素直な本音が飛び交っていました。
後半のワークでは「もし10月末で退職することになったら?」と設定された世界で、何をしたいか書き出し、自分が何を大事にしたいのか、他の人が何を大事にしているのかを知りました。
懇親会ではチームを崩し、自由な席でお酒を楽しみました。
「"業界で迷う"って無かったから、どうやってGCストーリーにたどり着いたのか聞かせてほしい」と聞かれたり、互いの将来設計を話し合ったり、活発な交流が見られました。
今回のソトシルイベントは、特に「組織のガラパゴス化解消」が意識されていました。
長く同じ業界や会社にいることで、ほかの人の感覚がわからなくなったり、自分たちだけが当たり前だと思いやすくなってしまったり。
アイスブレイクの自己紹介で印象的だったのが、ノバルティスファーマ社員さんのこの言葉です。
「MRは医薬品の知識が武器なので、大学から薬学を専攻しずっと医薬品業界にいる人が多いんです。だからとても良い機会だと思って参加しました。」
お互いのキャリアや働く環境の情報に触れながら自分の思考を整理でき、思考の固執を防ぐきっかけを作れた会でした。
ソトシルプロジェクトについて詳しく知りたい方はこちらをお読みください。
▼発起人・GCストーリー松本の熱い想いと開催の経緯
ソトシルプロジェクトに興味をもってくださった担当者の方がいましたら、ぜひGCストーリー・松本(m-matsumoto@gc-story.com)までご連絡ください!
これまでのソトシル共催企業一覧(リンク先はイベントレポート)
・株式会社アトラエ
・株式会社CRAZY
・株式会社じげん
・株式会社ネットプロテクションズ
・株式会社LiB
・エン・ジャパン株式会社
・ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ株式会社
・CCC カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
文・編集/櫻庭実咲