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【ニュース感想文】前澤友作氏の「カブ&ピース」が開始 電気やケータイ契約で“株主”に
こんばんは!
異例の木曜日ニュース感想文の時間です!小栗義樹です!
本日は火曜日にやっているニュース感想文を書かせて頂きます。本当は短編を投稿する予定だったのですが、久しぶりのリクエストにお応えさせて頂きたい!
というわけで、順番を入れ替えさせて頂きます。短編は来週の木曜日に投稿しますので、どうぞ宜しくお願い致します。
それでは参ります。
本日の題材はコチラです。
前澤友作氏の「カブ&ピース」が開始 電気やケータイ契約で“株主”に
です。
ZOZOの創業者である前澤さんがスタートした新事業に関するニュースです。6つのインフラ事業のどれかをカブ&ピース社を通して利用するとカブ&ピースという会社の未公開株をもらうことが出来るという新しいタイプの特典を提供する会社ですね。
ありがたいことに、ニュース感想文を読んでくださっている方からお問い合わせを頂きました。このニュースについて色々と書いてほしいというリクエストです。
カブアンドは、11月20日からサービスがスタートしました。となれば、来週まで待つよりもこのタイミングで紹介してしまった方がいいでしょう。ということで、今週の木曜日も小説を投稿する予定でしたが、急遽このニュースを題材に感想文を書いているという感じです。
さて、そろそろ本題に入らせて頂きます。
Xやyoutubeのコメント欄などを見ていると、見事に賛否が分かれている印象を受けます。解説動画や解説記事の中でも所感としては肯定派と否定派が分かれている感じがしますね。この話題、キーワードが多すぎるんですよね。未公開株・インフラ・ポイントの代わりに株を発行・国民総株主など、サービスと理念と目標がごっちゃになるような発信が多くなっている気がします。
こんな風に整理するとクリアになるかもしれません。
理念=目指せ!国民総株主
目標=全日本国民が株主になること
カブアンドとは?=インフラサービス代理店
サービス利用特典=カブ&ピースの未公開株
ポイントの代わりに株を発行=利用者から株主へ
それこそ肯定派は国民総株主という理念に賛成している人が多いし、否定派はサービス内容に懸念があるとか、そもそも株を受け取れるメリットが分からないとか、上場出来なかったらどうするのとか、そういう部分に対して否定的、というよりは悲観的というのが正しいのかもしれません。※あくまで僕が調べた範囲での話です。
こんな感じでキーワードを落とし込むと、ニュース記事が読みやすくなると思います。基本的に、出てきたキーワードが誰の言葉で、その言葉が気持ちなのか事実なのかで判断するといいと思います。
上記5つのキーワードの場合、理念と目標は気持ちです。前澤さんが目指している世界観であり、心意気の話をしています。
それ以外はこれから現実で行われることです。
カブアンドというインフラサービスの代理店が、利用者を株主にするため、従来のポイント発行ではなく会社の未公開株を付与します。
と言っているだけです。
電気やネット回線なんて、どこを利用してもそんなに値段は変わりません。それならいっそのこと、カブアンドに切り替えて株式を貯めてみませんか?という提案だと思えばいいと思います。
これ、個人的にはすごく良いサービスだと思います。損得については一度置いておいて、株について勉強するきっかけを得られると思えばかなり安いと思うんです。
結局のところ、投資とか資本の概念を理解する方法って、実際に株を持ってみるのが一番早いんですよね。というか、持ってみないと勉強してみようという気にはならないと思います。どれだけ本を読んでも、どれだけ誰かの解説を観ても、持っていなければ所詮は他人事だと思うのです。
ここで1つ課題があります。株の売買などをするためには証券口座などの準備をしなければいけません。買うまでのハードルが、知らない人からするとものすごく高く感じやすいように思います。(※それでも、最近はかなり楽に購入できるようになってきましたが)
カブアンドはその辺のハードルをグッと引き下げています。なにせ、今使っている電気やネット回線、モバイルなどをカブアンドに切り替えるだけです。切り替えるだけで株を持てる。そうなれば、持っている株の価値は気になりますよね。必然的に自主的に調べるようになりますから、当然リテラシーも上がるでしょう。
お子様がいらっしゃるお家は切り替えた方がいいですよね。ご自身のお子様に投資や資本の理解を実践的に教えることが出来るわけです。しかも、勉強代は0円と考えていいでしょう。実質的に払っている費用は生活のために必要なお金で、そのお金は現在支払っている費用とほとんど変わらないのですから。
カブアンド単体で損得を考えている人が多いような印象を受けましたが、これを機に他の会社の株を買えるようになる、あるいは、株式売買が身近なものになる可能性があるのなら、生活必需品の一部をカブアンドに変更するくらい造作もないような気がします。
もちろん、最後は好みの問題だとは思いますが。
勉強だって立派な投資です。あるのとないのとではその後に与える影響に大きな差が生まれます。前澤さんの手腕は確かだと思います。一代で1兆円企業を作り上げた経営者ですから。そこらへんにいる起業家に投資するよりも、圧倒的に信用度は高いでしょう。
僕は運営している自習室の電気とネット回線をカブアンドに切り替えようと思っています。色々と書きましたが、サービス内容などは使ってみないと分かりません。また、今後のカブアンドの動向を傍観者という立ち位置で追いかけるよりも、株主という立場で追いかけた方が面白いなと思っています。
だからこそ、この時点でカブアンドをオススメしたりはしません。いずれ利用した後に、改めてレビューをしてみたいと思います。
最後に質問にお答えします。
国民総株主になったとして、世界はどう変わりますか?
という今回リクエストして下さった方からの質問です。
未来がどうなるのかは分からないですが、少しだけ豊かにはなると思っています。お金が回りやすくなるはずですから。しかし実力主義であることに変わりはないので、格差がなくなるとは思いません。トッププレイヤーの数名が入れ替わる程度で、少しだけ水準が高くなった世界が実現する。そんな感じになるのではないでしょうか?
というわけで、本日はこの辺で失礼いたします。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
また明日の記事でお会いしましょう!