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ものすごい日本のドラマ「悪魔のKISS」

1993年放送された「悪魔のKISS」というドラマはご存知でしょうか?僕は1989年生まれなので全然知らなくてたまたまWikiで調べてて興味があって調べて全話観ました。

やっぱり1990年代の日本のドラマは今とは比べ物にならないほどテーマも過激でセンセーショナルです。

深津絵里さんが出演されてる上に、常盤貴子さんのデビュー作品だそうですが…お二人とも若いながら演技がうまい。
特にセリフがないシーンでの動作はやっぱりすごい。

地獄のようなストーリー

借金で売り飛ばされて薬物中毒に落とされる、宗教団体にはめられる、レズビアンに職権乱用で襲われる、未成年が教師に妊娠させられた上に人工妊娠中絶を持ちかけられた上に流産…、とにかく毎話毎話地獄の歯車に狂わされる3人がすごい。
いやいやそんなことないから…っていうとんでもストーリーというより、実際にもそういう人生があるよなあと思ってしまうのが怖いです。

母親の交際相手に強姦されて人生に落ち込み弱ってるときに西島秀俊演じる佐渡研が深津絵里演じる朝倉幸子に近づく

借金まみれでさらに悪い男にどんどんハメられて薬物中毒に陥る常盤貴子演じる柘茉莉子

運命分岐で全部悪い方を引くとこうなるよなあというストーリーです。「ひぐらしのなく頃に」でいうところ惨劇ルートです。

人間の欲望はいつの時代も変わらない

漫画ウシジマくんでも人間の欲望について現実的に描かれていましたが、悪魔のKISSでもかなり描かれてます。
結局形は変われど、いつの時代も人が一番恐ろしいんですよね。

金のために人を落とし、自分の好きな人のためなら誰だって落とすし、嘘もつく。その結果すべてが失われる。それって今の時代でも同じですよね。

欲望は大きくなるし、もっと刺激的になっていくし、問題は大きくなる。

時代が古いとはいえ、脚本がすごく良いので現代版で描いても面白そうだなって思いました。

若い頃の西島秀俊が可愛すぎる問題

画質が悪くてもわかる可愛さ

全く関係ないんですが、若い頃の西島秀俊さんが可愛すぎます。え!この可愛い人だれ?!って調べたら西島秀俊さん…。

あんな人に「困ってるから助けたかったんだ…」と言われたら僕も新興宗教「まごころの家」に入信してしまうかもしれません。

悪い男に限っていい男に見える。その寺脇康文さん演じる悪い男が、軽いんだけど好きになってしまう。僕が好きなタイプ。
だからこのドラマでいうと僕のポジションは常盤貴子なのかもしれません。

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